またまた久しぶりの更新になりますがまず、先に病院の話をしたいと思います。
8/15(金)の朝ヴィッキーが大量出血をした跡があり写メをとって、エルエの目がガビついていたので鼻涙管洗浄をしに病院に連れて行きました。
◎ 8/15(金)
■ ヴィッキー
8/14(木) 夜にごはんをあげてから 8/15(金)の朝に様子を見るまでの間に、ケージの床に血痕が残るほど血を流しているのが分かった。
爪でも折れたかと慌てて足裏を確認するが特に爪が欠損している様子はない。
血の痕跡は肛門付近にあるため、こちらから流血していると思われる。
不穏しか感じられないため急遽通院をすることにして、午前の部をギリギリで予約し通院。
まずは問診、食欲は昨日までは問題なかった。動きも悪そうな感じではない、と答える。
撮影した写真の、血痕のついた床を見せる。
最初は先生も爪の破損による出血を考えて足の指の状態を確認するが、問題はなかった。
体重を測定すると、前回測定時から200gも軽くなっていると判明。
続いて先生が触診で調べてみたところ、腹部に大きい堅いしこりがあることを発見。
やはり子宮に問題がありそうだと当たりをつけて、レントゲンを撮影し確認する。
その結果、やはり子宮の肥大化が見られた。
それも非常に大きなものであり、しかも部分的に少し石灰化していた。
レントゲンで見る限り、例えば胃や肺などよりも大きく、下半身の大部分を占めている。
何の原因による肥大化なのかは、開腹し病理検査にて解析しないと確定はできない。
ただ子宮腺癌である可能性が高い。
これを踏まえて、今後を含めてどうするのかを考える。
大きく分けて、患部の摘出手術と、内科的延命治療のふたつがある。
まず患部摘出手術。
患部を取り除くことが目的なので良さそうだが、いくつか問題がある。
まずは年齢の問題。
ヴィッキーは中型種のアンゴラであり、9月で7歳になるヴィッキーはかなりの高齢なので、あるいは手術に耐えられない可能性もある。
仮に耐えられたとしても、開腹し中を確認して患部が周辺の臓器と癒着している場合、摘出ができないケースも考えられる。
ただでさえ既に調子が悪そうであるため、体力的にもリスクを考える必要がある。
ただし、食欲が大きく落ち込んでいる現在、体力はなくなっていく方向であると思った方が良い。
だから、外科手術をする場合は今回が最大のチャンスであり、今後手術をしたくともできなくなる可能性が考えられる。
続いて、内科的延命治療。
これは、薬を投与することによって症状を緩和させ進行を遅らせることしかできないので、長くはもたない。
開腹しないため病理に出すこともできない前提なので病気がなんであるか分からず処方せざるを得ず、症状をみての対症療法になる。
なので症状の進行を緩め、なるべく負担をかけないという緩和治療と言うことができる。
これによりどの程度延命できるかは分からないし、先生は立場上は断言はできない。
ただ、年を越すのはまず難しい、と思える。
この肥大化の大きさからいつ何が起こってもおかしくなく、腹腔内で破裂している可能性もなくはない、そういった場合は今日明日にも亡くなってもおかしくはない。
ひょっとしたら来週まで持たないことがあっても不思議ではない。
また、持ったとしても、1、2ヶ月持てばよい方かも知れない。
それでも、外科手術をしないのであれば、最期のときまではやらないより安定できることを期待できると思う。
外科手術とするか内科療法にするか、少し時間をもらって家で考えてから返事をすることになる。
ただ、通常の通りに手術を行うことはできなく、最近は手術が立て込んでいるため、数ヶ月の順番待ちとなってしまう。
今回の場合は通常の手術ではなく緊急手術として、どこか空いている時間にねじ込むことになる。
確認したところ、スケジュール的に翌日16日(土)の夜が空いていそうで、15日(金)の夕方までに手術を行うことを決めれば翌日16日(土)の手術を予定してくれる、とのこと。
ただ、緊急手術の場合、スタッフを夜勤のために待機させるなどが必要なので、割高になるということだった。
この緊急手術を見送った場合、次はいつ予定を組めるかは分からない。
それを踏まえて、検討をすることとなった。
結論から言えば、明日16日(土)の緊急手術の機会を逃すと次が受けられる保障がないこと、また現時点では見た目的にまだ体力がありそうであり、手術の成功に可能性を感じられたため、8/16(土) に手術をしてほしい旨を病院にお願いした。
■エルエ
右目から涙が出ていたようで、目の周りがガビガビになっており、鼻涙管洗浄をお願いしたく受診。
まずは体重を測定すると、なんと前回診察した時より200gも体重が増えているという。
以前、お腹がゆるくなり、体重減少してしまったことを考えれば、良い回復傾向と言える。
あとお尻まわりも少し汚れていたのと、爪も伸びていたため、鼻涙管洗浄に肛門周りの毛を整えて爪も切ってもらうこととなった。
◎ 8/16(土)
■ ヴィッキー
昨日8/15(金)に子宮の摘出手術をすることを決めたヴィッキー、8/16(土)の診察時間終了後に手術をしてもらうことになる。
事前に言われていたのは、普段食べているごはんと牧草を持参すること。
なので、2食分のペレットと牧草、それに生野菜を用意して16日(土)の午前に受診した。
相変わらずごはんを食べなくなっているヴィッキー。
手術が可能な体調であるかどうかを確認するため、血液検査をすることになった。
結論から言えば、血流してるのと水分が取れていないため血液量が少なめであることを除けばすべて基準値をクリアしていたため、無事に手術を受けられることになった。
ちなみに、もし手術するのに血が足りないと判断した場合、輸血をしてから手術してくれるとのこと。
これを聞いて、血液型はないのかと聞いたところ、ウサギは初めて輸血する場合はどのウサギの血でも大丈夫とのこと。ちなみに2度目以降であると血液の相性の問題が出てきてしまい、事前に輸血予定の血と混ぜて反応するか顕微鏡での確認を行う必要があるらしい。
院内に白いニホンウサギを飼っていて、必要に応じてその子から手術前に血を分けてもらえる、と聞いた。
手術は全ての診察が終わってから行うとのことだったが、何時開始になるかは分からない。
そこで、手術が終わってから、もしくは何か問題があった場合、電話してもらうことになった。
その日16日(土)の夜、なかなか電話がかかってこず不安だったが、便りがないのは良い知らせなどと言って落ち着かせていたところ、21時を過ぎたころに電話があり、無事に手術が終わったとのこと。
あと、入院から手術までの間、出血しているが、輸血までは至っていない。
その結果、手術は成功。
ちなみに切除し摘出した子宮は、この病院で先生が手術した中でも歴代トップの巨大さであったとのこと。なお2番目は半年ほど前に手術をしたティラかも知れない、とのこと。
大きさにして、だいたいテニスボールくらいの大きさだった感じ?
さらに、この肥大化した子宮が腹腔内で捻転してしまっていたそうで、だから手術前は辛そうにしていたようだった。
摘出した後は、その他の臓器と接していた子宮の表面がぼこぼこしていたと聞いて、かなり状態は悪かったらしい。
また子宮と膣が捻転により一体化していたようで、合わせて切除した。
かなり症状が悪化していたようだが、とりあえず手術は無事終わったため、翌日17日(日)お迎えにいくことになった。
無事手術が終わったが先生によると、高齢なので、その時はまだ麻酔が効いていて目が覚めるまで時間がかかるので今は眠っている、とのこと、麻酔が抜けるまで時間がかるが、おそらく後1、2間程度で目が覚めると思うので、それまでは帰らず待ってくれていると言っていた。
その後、連絡がなかったので、無事に目が覚めてくれたということだろう。
◎ 8/17(日)
朝、かかりつけ医に予約をして、ヴィッキーのお迎えと、ノアの膿の状態を見てもらいに病院に行った。
順番が回ってきた時には既に昼近くなっていた。
■ ヴィッキー
最初に摘出された、ホルマリン漬けの子宮を見せてもらった。
テニスボールくらいの大きさの子宮が漬けられたそれは、かなり大きなパウチされた袋に入れられていて、形も歪で表面がゴツゴツしており、これがヴィッキーの身体に入っていたとは思いづらいほどの大きさだった。
摘出する時に確認したところ、この子宮が捻転してしまっており、放置しておけば数日内にショック死していた可能性が高く、実際に緊急手術をしておいてよかった。
この摘出された子宮は今後大学の病理に出され、実際にこの子宮の肥大化がなんであったのかを確認する予定となる。
説明を終えてヴィッキーを連れてきてもらい、体重を計ってみると、およそ2.3kg程度であった。
術前が2.5kgであったことを思えば、摘出された子宮は200g程度の重さのものであったよう。
健康であったときの体重は2.7kg代であったから、およそ400gも減少したことになる。
とりあえず大きな手術を終えたヴィッキー、痛みがあるだろうから耳に強力な鎮痛剤のパッチをつけてもらっている。これは数日間ほど効果が継続するので、特に貼り換える必要はない、とのこと。
術後の感染対策として抗生剤の入った飲み薬を処方してもらう。
これに、おなかの動きを良くする薬成分も含まれている。
ただし、おなかの中の状況が大きく変わっているため、すぐにはおなかが動かないかも知れない。
そのため、必要に応じて強制給餌をして栄養補給をする必要がある、ということだった。
手術の痕を保護するための医療ホチキスがあり、これは一週間後に抜糸可能となる。
そのころには大学の病理の結果も出ているはずなので、これも併せて説明できたら、ということだった。
■ ノア
7/13(日) にノアの鼻から白い膿が出ていて治療したのだが、その時にもらった薬がそろそろなくなりそうなので処方してもらうついでに現状を見てもらおうと思い通院。
体調は良好、食欲もある状態で、体重も維持している。
先生が触診でいろいろ調べてみたところ、鼻のところに瘤があることに気づく。
もともと右頬に膿瘍の袋があり毛が逆立っていたりしたので気づかなかったが、良く見てみると確かに膨れていた。
おそらく、頬に行っていた膿瘍が鼻の上にたまっているのではないかということで、先生が少し圧力をかけてみた。
もし鼻の気道とつながっていたとしたら、その膿瘍は鼻の気道に出ていくはずだが、その傾向がなさそうなので現時点からは鼻とはつながっていなさそうであることが分かった。
鼻と繋がっていると、そこから細菌感染の恐れなどもあったので、とりあえずは良かった。
そこで、鼻の上の瘤とその周囲の毛を刈り、局所麻酔し患部に穴をあけて膿瘍を出してもらい洗浄と消毒してもらう。
そこでこの傷を毎日清拭するように言われる。
可能であれば、傷の内側も洗い流した方が良い。ただ、ノアは傷の治りがやたらと良いので、傷がふさがってしまったら無理はしなくともいい。
また膿が止まらないので、今までと異なる種類の抗生剤を出してもらうことに。
もし体質と会わない場合、食欲がなくなったりする可能性があるため、様子をしっかり観察してほしいと言われる。



