こんにちは
和食器のweb shop flatto(フラット)のスタッフayumiです。
今日は、和食器のお手入れについて書きたいと思います。
和食器とひとことで言っても様々な種類がありますが、今回はflattoでもメインでお取扱いするであろう
陶器のお手入れについてです。
陶器とは、一般的に「土もの」と呼ばれ、その名の通り主な原料が自然界で取れる粘土でできています。
そして特徴の一つとして、吸水性があることがあげられます。(※釉薬の種類によって差はあります)
そのため、長く使っているとお料理の汁気などを吸い込んで見た目が変化してくることがあります。
それを器の味と好む方もいらっしゃいますが、やはりにおいなども気になるという方もいらっしゃるかと思います。
それを防ぐために効果的なのが使い始めにしていただく「目止め」と言われる作業です。
用意するものは、器が入る大きさのお鍋・お米のとぎ汁(ない場合はご飯もしくはお米をひとつかみほどでもOK)だけ!
なぜお米かというと、ご飯のでんぷん質が表面の目を埋めることで、汚れを染みにくくしてくれるそう
です
まず、お鍋に器を入れて、とぎ汁を器がかぶるくらいの高さまでいれます。
わかりにくいですが、器が入ってます![ビックリマーク](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif)
それから、弱火~中火で沸騰させ、その後弱火で20分ほど煮沸します。
この時、お湯が沸き立っていると器同士がぶつかってキズになる可能性があるので沸き立たせない
ように!
火を止めたらそのままお湯が冷めるまで待ちます。
今回は、枚数があったので、このように大きめの容器にいれて冷ましました![ひらめき電球](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/089.gif)
冷めたら取り出して洗い、乾いた布で拭いて、しっかりと自然乾燥させてください。
※この時、十分に乾燥させないと中に残った水分がカビの原因となるので注意してくださいね。
これで「目止め」は完了です!
器が大きくてお鍋に入らない場合は、沸騰させたお湯を器に注ぎ、同じように冷めるまで待ってから
洗ってください。
こんな感じです![ひらめき電球](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/089.gif)
お米のとぎ汁が足りなくなったのでご飯をいれたバージョンでやりました。
そのほかのポイントとしては、
・お鍋をキレイにしてから使うこと(かえって器に汚れがついてしまいます)
・お湯で熱くなった器を急に冷やさないこと(破損の原因になります)
・熱いお湯に気を付けること(やけどに注意!) くらいでしょうか。
また、目止めの効果は一定期間のため定期的に行うのがより効果的です。
併せて、日々の簡単なお手入れ方法としてはご使用前に10~30分ほど水かぬるま湯につけておくと
汚れがつきにくくなります。
(温かいお料理の場合はぬるま湯のほうがいいでしょう。)
それから、使用後はなるべく早めに洗い、しっかり乾燥させましょう。
以上が、陶器のお手入れポイントです
何かご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせくださいね。
最後におまけ
先日、お打ち合わせさせていただき、新たにお取扱いさせていただくことになった作家さんの
作品を一足お先にチラ見せです
![!!](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif)
![キラキラ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/123.gif)
こちらの作家さんについてはまた改めてご紹介させていただきますね
![音譜](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
お楽しみに~
![音譜](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
和食器flattoスタッフのayumiでした!