えっと、こないだのライドでちょっと寄り道したお話。

 

知ってはいたし、すぐ近くまでいつも行ってたけど、ようやく目の前まで。

 

 

 

 

 

ワタクシ、基本ただの飲んだくれ。

 

「私の体はウイスキーでできているの。私の血も肉もウイスキー」

 

「私の血管の中は、スペイサイドのシングルモルトよ」

 

「事故で大量出血したら、輸血はグレンリベットですね」

 

こんなオレ語録が残っているwww

 

 

 

(サントリーWEBサイトより拝借)

 

サントリー「知多」

 

もはや「ちょっといいウイスキー」の代名詞くらいにはなっているウイスキーではなかろうか?

 

コレ、日本ではコンビニでも売ってるのに、実は世界的に見ても珍しいウイスキーだって

 

ご存じだろうか?

 

 

ウイスキー(ここではスコッチとジャパニーズを例にしますね)には大きく分けて、

 

「モルトウイスキー」「グレーンウイスキー」ってのがある。

 

原料の違いなんだけど、「モルトウイスキー」は「シングルモルト」なんてのがよく

 

知られているように、「1つの蒸留所で作られた1種類のモルトウイスキーを瓶詰した

 

ウイスキー」で「グレンリベット」「マッカラン」「グレンフィディック」「ボウモア」などなど、

 

スコッチウイスキーで良く知られているものがたくさんある。

 

で、「グレーンウイスキー」は主に「ブレンデッドウイスキー」の原料として、

 

モルトウイスキーなんかと混ぜて使われるために作られていることがほとんど。

 

ブレンデッドの代表格は「バランタイン」「ジョニー・ウォーカー」日本だと「響」とか。

 

たぶん「角」や「トリス」なんかもそうなんじゃないかな?(※メーカーがブレンデッドって

 

言ってないから定かではないが間違いないと思う)

 

 

グレーンウイスキーが「シングルグレーン」として出回ることは世界的に見てもほとんど

 

ないと言われてる中で、「知多」は「シングルグレーンウイスキー」なのだ。

 

ラベルにも「SINGLE GRAIN」って書いてあるでしょ?

 

何が高級か?とかウイスキーの原酒不足などの議論は置いといて、とても珍しい

 

シングルグレーンウイスキーがコンビニで買えてしまう日本はある意味ウイスキー好きには

 

恵まれた環境なのかもしれないなぁ、と思うわけで。

 

 

さて、そんな「知多」が作られているのは「サントリー知多蒸留所」

 

サントリーが国内に持つ3つの蒸留所(山崎蒸留所・白州蒸留所・知多蒸留所)の1つで

 

このウイスキーは造られている。

 

 

 

 

 


(サントリーWEBサイトより拝借)

 

(Wikipediaより拝借)

 

ウイスキーの蒸留所と言えば、

 

大自然の中、綺麗な水を使って造られるイメージを持つ方が

 

ほとんどなのではなかろうか?

 

かくいうワタクシもそんな1人。

 

 

 

 

 

(サントリーWEBサイトより拝借)

 

もちろん知多も、佐藤健君が海の大自然をバックに

 

「風香るハイボール」なんて宣伝してたんだから、さぞかし知多半島の自然豊かな

 

場所に蒸留所を構えて造ってるんだろう容易に想像できる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな「知多蒸留所」がHome Courseの近くにあるんだからウイスキー好きとしては

聖地巡礼しなければならない。

 

 

 

 

 

で、その知多蒸留所というのは、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここにある。

えっ?工場地帯やん!

 

周りに全農サイロとか製粉工場とかあるやん!マジで?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マジなのだ。

 

知多蒸留所は工場地帯の

 

ど真ん中にある。

 

 

 

 

 

いろんな意味で想像を超えているのだが、ここであの知多が造られている。

 

私が訪れたAM8:30には隣の工場からラジオ体操が爆音で流れてくるようなところで、

 

世界的にも珍しく、コスパ最強な美味いウイスキーが造られている。

 

(残念ながら、山崎や白州のように工場見学することはできない)

 

 

 

 

 

 

結論:美味いウイスキー造りには場所を選ばない(のかも・・・)