漁師だって溺れる | flatout@blog

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魚突き師はしけんが海の中で感じたことを書くブログ

プロの漁師でも溺れます。


事故が起きたのが水深2m。

毎日、海で生活しているプロの漁師さんでも溺れるんです。

海と対峙する仕事は危険と隣合わせということですね。


命を懸けて働いてる漁師さんを、素人の私達は邪魔をしないようにしましょう。

相手の立場に立って考えてみれば分かりますよね。

たとえ仕事の邪魔になっていなくても、自分が捕るかもしれなかった魚を持っていたら腹が立つものです。

だから一番大切なのは「遭遇しないこと」

遭遇するからトラブルが起きているんですよ。


「条例で認められている」
そんなことを主張する奴は半人前です。

超込み合ったお店で、一人で四人席を占拠している奴を見たら腹が立つでしょ?

注意したら逆に「法律で禁止されてるのか?」なんて言われたら、さらに腹立てて、色々な理屈をこねて注意したくなるでしょ。

あれと一緒なんですよ。


そこには感情がある。

怒りが大きく膨れ上がり、周りを巻き込んでいくと世の中の仕組みすら変わってしまいます。

例えその場に「怒り」があっても、大きくならないようにして、立ち去ること。


魚突き師は自分のポイントを「ホーム」と呼びます。

しかし、それは間違っています。

国、漁業者達から見ると魚突き師は守るべき存在ではありません。

むしろ、トラブルの種になるなら居なくなってもいいと思われています。

潜っていてもそこは決して「ホーム」ではない。

全体から見ればそこは完全な「アウェイ」なのですから。