すごい昔、たぶん図書館で借りて読んだ記憶あるけど....

圧巻だった!って記憶だけで内容あんまり覚えてないから赤ちゃん泣き

また読みたいなーって思ってて

最近あれこれ読書にハマってる長女にも読ませてみたくて


古本屋さんで見かけて買った

宮部みゆきさん「火車」。





全東信が倒産したって

ネットで騒がれてるのみて、


ふと、あ、なんかちょっとだけタイムリー?

って思って、

その「火車」を開いてみたら


面白過ぎて深過ぎて

昨日1日であっという間に読んじゃった。


というか、随分前の本だけど 

改めて読むと

時代は大きく変わったはずなのに

この頃から私たちは

なんにも変わってない、

ずーっと深い闇の淵にいるんだな、


いや、法律はかなり改正されて

個人情報も厳格に守られて

消費者保護も制度的には進んでるはずなのに?

1990年当時よりさらに

深い闇の誘惑に引き摺られやすく

行き場を簡単に見失ってしまうような世界にいるんだなって

なんだか、心底ゾッとしたわ




休職中の刑事である主人公が

失踪した甥の婚約者の行方を探すのだけど


当時、個人情報が漏洩しやすいのはすごい問題であって

そこが犯罪のきっかけにもなりやすい反面、

逆に、そうやって他者の情報に触れやすいことで

その人の背景や苦しみに触れられる分

相手を理解しようという心情が生まれるし

絶対的な孤独ではなくなる、という可能性も増えるんだよね


いい悪いじゃなく

核家族化も相まって孤独化→視野の狭窄化→闇落ちする構造は

この時代も今もおんなじ。




そして、

ネットが普及して

スマホができて

SNS隆盛になって

ますます情報に踊らされて、


「情報破産」泣き笑い 


いや、現代の話そのまんまでしょ





そしてなぜ、何を欲しがって、

情報を追いかけるのかというと





「幸せになりたい」

って、誰しも思うものだけど


幸せは必ずしも

「何かを手に入れたから」

「何かになったから」

なれるというものではないよ、


幸せは「結果」ではなく

その「過程」に、

もうすでに、今ここにあるものなんだよ


っていうような

精神性を重んじる時代に

シフトしていってるはずなのに?


やっぱりSNSでも動画配信でもなんでも

持つもの、持たざるものという

二項対立を掲げて


物質的な豊かさや、見た目の美しさ、

どれだけの地位や名誉を手にしているかが

幸せを測るものさしだ

.......って強調するような投稿が

まだまだまだまだ、お盛ん。


むしろ低年齢からそういった媒体に触れやすくて

あらゆる方向から闇落ちしちゃうハードルが下がってるかも......



もはや資本主義である限り

それはずっと続くのだけど



.......病むよね泣き笑い

もういい加減、

資本主義という構造に綻びが出てきてるのに

なのになのに、

みんなやめられない地獄。

私も抜け出せない泣き笑い



自分で自分の身を守る構造を作って

リスク管理しとかないと

あっという間に

承認欲求や見栄など終わりのない欲望と枯渇感、そして孤独感に足許救われて

社会の濁流に飲み込まれてしまう悲しい

 



.........こんな時代が続いてるからこそ


「天官賜福」の謝憐の振る舞いに癒されるわ泣き笑い 

そして花城の、

究極に純粋で深ーい想い、泣けるわ泣き笑いキューン





はー。

宮部みゆきさんすごいわー。


「火車」は

一部の特別な人だけの話じゃない、

誰にでも起こりうること、

明日は我が身だから。悲しい


時代は違えど

普遍性を感じる社会の病理。




もうすでに物欲の塊で

将来のクレカ破産予備軍の長女にこそ

「火車」、絶対読ませないとちょっと不満DASH!


いや、読んでも、どこ吹く風〜だろうけど泣き笑い