時事 | 返却は一週間後。

返却は一週間後。

日常と映画(レンタル)を綴るブログ。

日本の精神の変化が感じられる。

 

かつて当たり前にあった「性善説」や「公徳心」は消え・・・

 

「懐疑的」 に 「利己心」に行動する人が増えたのだろう。

 

これを「モラル・民度の低下」として片付ける人も多い。

 

が、他国をみると、これが世界基準なのかもしれないとも思う。

 

モラルと言うより、日本に根付いた精神文化が変わりつつあるのだろう。

 

 

ただ、明らかな「モラルの低下」も多い。

 

昨今、よく耳にするのは【カスタマー・ハラスメント】だ。

 

簡単に言うと、接客業と顧客の間に生まれる 嫌がらせや威圧的行為。

 

それは本当に酷い状況にあるようだ。

 

実は、この類の職に就く方々・・・メンタルが崩壊するケースは多い。

 

 

冒頭に綴った通り、日本の民度・精神文化が変化しつつある中でも、企業理念は変わらない。

 

「利己的」な言動をする顧客が増える一方なのに対し、社員には高度なサービスを徹底させる。

 

そこで必要となるのは、悪しき古い日本文化 「我慢」「忍耐」 の根性だ。

 

高度な接客を求めるなら、「公徳心」を持ったサービスの品質に沿う顧客を選んでもいいはず。

 

が、経営者は利益優先。品位よりもお金を落としてくれる人を好む。

 

 

その環境は、SNSやネットも後押しする。

 

顧客の素行は見えず、一方的に接客業の態度だけが評価されて晒される。

 

企業はその声に怯え、ひたすら従業員にサービスを徹底させる構図。

 

従業員は、企業にトラブル報告が上がらないよう、ひたすら低姿勢で接客する。

 

このスパイラル・・・「お客様は神様」と、意味をはき違えた信念が、さらに誇張されていく。

 

従業員の心が崩壊しないわけがない。

 

 

ある接客業の方が言った。

 

「自分の仕事っぷりを、絶対に子供には見せたくない」

 

当たり前だ。

 

素行の悪い顧客に対し、必死に頭を下げる父母の仕事っぷりを見て、喜ぶ子供などいない。

 

 

日本の精神は変化している。

 

が、従業員は、古い精神との狭間で もがき苦しんでいる。

 

接客業の方々は、自分を押し殺し、必死に「接客業」を演じている。

 

転職しない限り、終わりの無い公演。

 

心が壊れ行く人が少しでも減ることを祈っている。