誰かが言っていた。
Twitter上では、中立的意見は無視され、極端な意見が拡散していく。
情報も然りで、デマ情報やバイト・テロと呼ばれる動画もそれ。
極端な正義的意見が、瞬く間に誇張されていく。
政治的思想は顕著。
反安倍と安倍支持が両極端に入り乱れ、議論ではなく批判合戦に発展してる。
先日、菅官房長官が記者に対して「あなたに答える必要は無い」と答え、騒動になっていた。
この賛否意見も・・・よくよく見てみると、結局、反安倍・安倍支持の感情論が多かった。
個人的には、そう答える方も問題だし、自省もなく内閣の暴挙と捉える記者も問題だと思う。
記者の質問は、故意ではなく個性・資質なのだろう。
しかし、昨今、話の流れから鑑みた語義ではなく、一言一句を取り上げ・・・
語彙だけを問題視する報道の風潮を考えれば、あれを誘導質問と捉えられても仕方ない。
こんなことをいつまで続けるのだろうか。
メディアは政治という権力を監視する役割があるが、メディアそのものも権力。
こんなことを続ければ、政治不信がさらに進み、日本が萎靡沈滞。
選挙の投票率が低くなるのも当然。
一体、どこに向かって情報を発信しているのかわからない。
今後も一言一句を取り上げるのなら、まず選挙の在り方を問えばいい。
マイクを持って名前を連呼し、握手することが主流の 今の選挙活動。
それは、単純接触効果などを使った心理学に他ならない。
こんな選挙で選ばれた政治家だから、国会で 与党を追及する野党議員も、追及しきれない。
選挙カーより、ネット配信でも良いから、候補者同士での公開議論を義務付けた方がいい。
ディベートを含めた発言力で選ぶ選挙。
正直、言葉の程度にもよるが・・・今の選挙の在り方で、一言一句を批判しても意味が無い。
自分としては、極端な意見を述べるツイートに、なるべく流されないよう心掛けているが・・・
やはり目が行くのは、自分と同じ意見を誇張して表現しているツイート。
自分とは真逆の意見を過激に述べるツイートを見ると、怒りがわいてくることもある。
その感情を自覚し、自重し、判断する。
Twitterの使い方は難しい。