古いメモリー | ふらっとのブログ

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また、古いパソコン関連の話です。

 

今回はメモリーについて少し書きたいと思います。

私が初めてパソコン(当時はマイコンって呼ばれてましたが)に触った当初は

8bit全盛のときでしたし、OSなんて聞いたこともない時代でした。

その頃のパソコンって基板にメモリーが実装されてて、増設は難しくて、出来ても

チップを買ってきてソケットに刺す(またはハンダ付け)って時代です。

 

NECのPC98の時代も、専用のメモリーを買ってきて専用ソケットに刺すのが、増設の

基本でした。

メモリーのモジュール化が進んで、一般に入手できるようになったのは、私の記憶では

Windows3.1時代からだったと思います。

当時のメモリーってFP(Fast Page)DRAMってやつで、名前の割に遅い(笑)ので

のんびりと起動を待つなんてことも多かったです。

 

その頃のメモリーは30ピンのSIP(Single Inline Package)とかSIMM(Single Inline

Memory Module)って奴でした。

Singleとあるのは、基板の両面が同じ端子に接続されているからで、別々になると

Dimm(Dual Inline Memory Module)になり、144ピンで数えます。

確かメモリーの帯域が狭くて、高速化するCPUに対してボトルネックになるので、

まずは72ピン化したように思います。(その後チップ自体が進化しますが)

 

この当時は基板の両面にチップが実装されたものと、片面に実装されたものを混在させると

エラーを出すことが多かったように記憶してます。

あと、8MBのメモリーは他の容量と混在しにくいとか。

また、ECC(Error Correction Code)のついたメモリーが出てきたりして、相性問題が

ちらほらと見受けられるようになっってました。

 

一昔前、某雑誌の編集さんが古いSIMMをジェンガのように積んで遊んだとか?

我が家でもきっと同じこと出来ます。