今日は、経済倶楽部の動画”質問1025 トランプ 国境の壁の裏側”を見た。

 

自分も、トランプ大統領が国境の壁を作ろうとしている狙いは、メキシコなどの中南米諸国からの移民の流入を防ぐことではななくて、米国から、国民が流出することを防ぐことだと思う。

 

国境を作られると、その内側にいる人たちは、圧迫感を受けると同時に、壁によって守られているという安心感を得られる気がする。自分も日本に海という国境があるおかげで、どこか安心しているところがあるし。

 

まあ、深読みはしなくても、国境の壁の建設は、米国民の雇用確保のための大型公共事業だと思っている。エジプトのピラミッド、ヒトラーのアウトバーンと同じく何か大きなものを作ること自体を目的としているのだと思う。少なくとも、アウトバーンはドイツ国民の利便性向上に役に立ったと思う。

 

それと、今日の話の中で、横森氏は米ドルの崩壊を示唆したけど、正確に言うと米国債の崩壊ではないかと自分は考えている。

 

米ドルは基軸通貨であり、国際決済通貨であるため、世界中に流通しすぎている。屑ドルもドルのうちとか、悪貨は良貨を駆逐すると言われるほど、世界中に米ドルがあふれている。

 

その米ドルの6~7割保有しているのが米国以外の国々であり、実際に米ドルが崩壊して影響を受けるのは、圧倒的に外国人だ。それに、ここまで、あふれている米ドルを崩壊させるメリットがわからない。刷れば刷るほど、バランスシートは膨張するが、世界中で依存性が高まり、アメリカの金融支配力が高まると思う。

 

崩壊させて一番アメリカがメリットを受けるのは、米国債だと思う。世界各国は、米ドルを預貯金ではなくて、そのほとんどを国債で保有しているから。米国債が紙くずになって一番困るのは中国。貿易ができなくなるから。

 

最も米国債を保有していると言われているのは、FRBだけど、米国債と米ドルのダイレクトリンクは今のところは起きないと思うので、米国債が暴落して、FRBが機能停止しても、米国民が受ける悪影響は世界中の国々の中で最も小さいと思う。今のところは・・・。

 

たぶん、米国債が仮に崩壊しても、それをなかったことにして、またFRBのような中央銀行が出てきて、仮想通貨を発行し始めるんじゃないかな?(笑)うまくいくかどうかはわからないけど。

 

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

視聴動画 経済倶楽部

質問1025 トランプ 国境の壁の裏側

https://youtu.be/wLXw5ROfig8