今日は、ダイヤモンドオンラインの”「なりたい職業はユーチューバー」中高生の意識が物語る暗い未来”を読んだ。
気になった点は、記事中の筆者の一文、3ページ目の、
「その仕事に就いている人たちの中で、本当に活躍できて、本当に儲かるのはほんの一握りの人たちだけなのだよ」
まず、上記の「儲かる」とは、いったい何を意味しているのか、筆者に問いたい。
爆発的な大ヒットを指しているのか、それとも一人で暮らしていけるくらいの生活の糧程度の収入を指しているのか、「儲かる」の定義が曖昧である。
まあ、以降の文章で、プロ野球選手とか、俳優、漫画家といった例を出したり、この記事全体から、前者を指していることは、容易に推測できなくもない。確かに、筆者の言う通り、プロとして食べていくのは大変だと思う。
しかし、自分が言いたいことは、ユーチューバーというのは、職業ではなくて、収入を得る手段の一つとともに、ヒットはしなくても、人ひとりが食べていける収入源になり得るのではないかということだ。つまり、子供たちがユーチューバーになる夢をだれでも持っていいということだ。
この記事を描いた筆者が述べるような野球選手や俳優のように大ヒットする必要がない。もっと言うと、野球選手や俳優などの職業はプロになるために、マスメディアやその分野の重鎮に認められなければならないが、ユーチューバーはその必要がない。また、プロになる必要もないし、重鎮に認められなくてもいい。
カメラとマイク、スマホやパソコンさえあれば、視聴者に直接自分をアピールすることができる。プロデューサーやディレクター、漫画の編集者などといったフィルターが存在しないため、どんな人でも自分を自由にアピールできる。
また、従来のメディアに露出する職業とは異なり、極端に言えば、だれでも子供のころから、ユーチューバーとして動画を投稿して腕を磨くことが可能だ。たとえ腕も磨いていけば、ひとりが生活するだけの収入を得たり、副業として成立する可能性はある。
また、数十万、数百万の再生数を稼いで広告料収入で食べていくのは無理だとしても、一定の再生数を集めて、例えば、自らが運営する会員制ビジネスを成功させるきっかけとなりうる可能性もある。
筆者は、ユーチューバーが現代の子供のあこがれの職業であることに危機感を感じすぎているのだと思う。
専業ありきで、再生数や広告料収入で食べていくことにとらわれすぎているのではないか?だから、「暗い未来」とか、「ほんの一握り」とか、といったネガティブな言葉が出てくるのだと思う。
別にプロや専業にならなくても、ユーチューバーになるという夢は実現できるのだ。
筆者はユーチューバーに対する理解が曖昧なのだと思う。
筆者が、
「良識あるオトナとしては、もう1つの真実を中学生に教えておかなければいけない」
と述べているが、「良識」ではなく、「悪意」しか感じ取れない。安易に良識人ぶる大人たちは、社会にとって害悪でしかない。
筆者のような物事を一つの側面でしか、とらえることができない、または、理解の曖昧な大人たちが、「暗い未来」を作っていくのだと思う。
暗い未来を作り出すのは、そういった大人たち、そして良識人ぶる大人たちであると思う。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
参考記事 ダイヤモンドオンライン
「なりたい職業はユーチューバー」中高生の意識が物語る暗い未来
http://diamond.jp/articles/-/142326