エドウィンのCMを以前見たときAudio Activeの曲が使用されていて驚いた。今回はDry&Heavyでさらに驚く。エドウィンに対する先入観もあり、あまりおしゃれでない。ダンディズムが空回りしている感がある。両バンドのドラムを叩く七尾茂の知り合いがクリエイターなのだろうか。インパクトに弱く万人ウケもしないので、双方ともCM向きの音楽ではない気がする。
ひげを剃るという行為が億劫かつ苦手である。この前はとりわけ失敗して、あごの辺りが赤むけている。皮ごと剥いでしまったようだ。そこだけひげが生えず、いびつな面持ちになった。嫌いゆえ、しょっちゅう無精ひげを蓄えている。ちゃんとした企業には勤められないかもしれない。ひげが理由で。
久しぶりの映画を堪能する。といっても劇場観賞は腰が怖いのでビデオで。復帰祝いで名作が見たいと思い、ノーベル文学賞受賞作家ギュンター・グラス原作、カンヌ・アカデミー受賞作の「ブリキの太鼓」を選ぶ。

第一次大戦前から第二次大戦までの時代を、常に3歳児の視点で描いた変態スペクタクル。生まれたときから達観した少年オスカルが、ドイツに翻弄された激動のポーランドを生き抜いている。物語は全てオスカルのナレーションが入り、母の出生から始まる。性的欲求が渦巻く大人の世界に嫌気がさし、オスカルは3歳の時に自らの意思で成長を止める。それから彼は奇声でガラスを割れる特異な才能を身につけるようになった。政治や体制、大人に対する批判から殻に閉じこもるというのは非常によく分かる。共感したつもりだ。同時に、そこそこ大人になった今、このオスカルに見る子どもに脅威を感じたり嫉妬を覚えたりもする。ゆらゆら帝国の「俺は今3歳なんだけど2歳のときにはもう分かってたね」という詞が常に浮かんでいた。

グロテスクな映像描写が賛否両論のようだが、これは目を背けるべきではない事柄ではないだろう。その変態性こそがマジョリティと思う今日この頃。
ジャン・ピエール・ジュネ監督が「ハリポタ5」のオファーを拒否した。

ジュネといえば「アメリ」。僕がシネマライズで初めて見た映画が「ロスト・チルドレン」だった。「アメリ」も「デリカテッセン」もおもしろいと感じ、ジュネ作品は一時期かなり好きだった。ワーナーから2週間以内に返事をくれと言われ、「ありがとう、さようなら」と即返事を出した彼にエスプリを感じる。巨大資本の傲慢さを打ち砕くという爽快なエンターテイメント逸話、とそっくりそのままハリウッド風に。

元ネタのeiga.comは写真のキャプションが大体において痛快で、好感が持てるサイトだ。
病院に行ってきた。診察の結果、とりあえずヘルニアは回避。胸をなで下ろす。腰の痛みも座していなければ出てこない。2時間の着座は厳しいので、まだしばらく映画は無理かもしれない。ビデオで我慢しておこう。いろいろな方に励ましの言葉をもらえてありがたい。

このブログでも心配してくださるコメントをいただき、大変嬉しい所存です。この場を借りてお礼を申し上げます。
ベランダにゴムの木がある。やたらと長い枝が幹の周りを螺旋状に巻いていて、立体迷路のようだ。植物を眺めると心が和む。アースカラーも好みでよく着用する。凌駕して太刀打ちできない自然に畏怖の念も持つ。僕はどんなかたちで回帰するのだろう。
体調は回復の一途で自転車に乗り渋谷まで。タワーレコードで2時間を費やす。TOKYO NO.1 SOUL SETの渡辺俊美によるZOOT16の新アルバムを視聴して、購入を即決した。スカやダブなどレゲエが色濃く、SOUL SETからは想像もつかない。共通してあるのは都会的なオシャレムードか。僕はそういったものを求めているわけではないが、これは今年のフェイバリットになり得る。今の自分の気分にアッパーなノリがぴたりはまったのかもしれない。ジャケットの4人の俊美が気色悪い。

ZOOT16
RIGHT OUT!
腰の痛みがひいてきた。一週間ぶりの外出を果たす。髪の毛を整え、外出着に袖を通すだけで躍る。女の子みたいだな。近所の緑道を散歩した。快晴で気持ちよい。しばらくすると、歩くたびにかかとから尾てい骨へ刺激がくるので、予定より短めに引き返した。半径500mの行動範囲。それでも大きな進歩だ。回復の兆しが見えたことに喜ぶ。できれば明日は自転車に乗りたい。目指すジャンプアップは半径5km。
オーストラリア人、日本人、アメリカ人とグローバルな構成のウェブ上で結成されたバンドWiggleを、なぜだが急に思い出す。トヨタのbBが発売されたとき、CMソングが格好よく、購買欲をかきたてられた。bBのCMはどれも気に入り、誰の曲だろうとテレビに目を凝らすと、どれもWiggleだった。久方ぶりにファーストアルバム「WIGGLE」がプレイヤーに入る。楽曲ごとに違う色合いを見せながら、キャッチーでインパクトの強い支柱が通っている。奇抜な発想が生み出すブレイクビーツがいかにもクールだ。

WIGGLE
Wiggle
ここ1週間寝たきり状態が続いている。20時間以上ベッドに横たわっている。思考も止まる。腰痛で動きが制限されているわけだが、とりわけ顕著なのが朝。痛み止めの効き目が切れて、痛覚から目を覚ます。それから徐々に動けるようになり、痛くない動きを見出し、飯を食い、クソをたれる。この非生産的な生き物はどうだ。