総合ランキングで600位くらいランクアップした。正直いって嬉しい。先月の頭は逆に相当ランクダウンしていた。月の変わり目は順位変動が大きいようだ。おそらく明日は順位がまた大幅に下がっていると思われる。それを案じると悲しい。賞金を狙っているわけではないが、ランキングはかなり励みになる。コメントや読者がつくのも励みだ。しかし、その読者登録が単にランク上げのためのものだったりすることも多い。こちらにも読者になれというニュアンスがある。メールが届いて開いてみたら、出会い系サイトの広告メールだった時の感情に似ている。
アマゾンウェブサービス利用可能に。アメブロ以外のブログで拝見したことがあって、ここでもあれば便利なのにと思っていた。早速使ってみる。どうだろう。そうでもないかも。

Red Hot Chili Peppersのたしか91年リリースのアルバム「Blood Suger Sex Magik」。聞いたときの衝撃がこれほど大きかったアルバムはない。当時はそれこそ擦り切れるほどかけていた。最近はレッチリ単独のムックが出版されていたりもする。これほどまで長続きし、かつ人気を博すバンドになろうとは思ってもみなかった。今でも強烈なうねりが色あせない。



アーティスト: Red Hot Chili Peppers
タイトル: Blood Sugar Sex Magik
77歳の森崎東監督最新作。鈴木清順は「オペレッタ狸御殿」を製作中だし、新藤兼人は御年90にして「ふくろう」でメガホンをとるし、さすが日本長寿の国である。衰えを知らず、失わぬバイタリティーは尊敬に値する。

外国人労働者が多く住む町・京都は舞鶴で、在日朝鮮人の母・澄子と潜水夫の父・守の間に生まれた障害児サムが、検事の収賄事件に巻き込まれて警察と暴力団に追われるはめとなる。子どもの教育方法をめぐって対立して別居した両親だが、我が子への愛情は変わらない。「菩薩さんはときどき人間に混じって、布袋さんのような欲のない笑ってばかりの、ちょっと知恵の薄いように見える人に化けて様子を探りに来る」という台詞がある。サムが通う養護学校の先生・直子が母親に言われた言葉だ。愛する子どものため、家族や直子は奔走する。さまざまなタブーに挑んだ作品である。第二次大戦後の表沙汰にされにくかった歴史を背景にして、根に基づいて練り込まれた構成だった。

森崎東巨匠だけあってキャストもすごい。石橋蓮司、柄本明、岸部一徳、李麗仙、笑福亭松之助、塩見三省が脇を固めるとはこれいかに。老練の演出力を見事に体現する。それでいてサムとその妹チャル、直子という主演には、全くの新人を起用する。とくに直子先生を演じた肘井美佳が体当たりだった。髪をつかまれてどつきまわされ、障害児たちの前では道化を振舞う。のまれていてはいたが善戦をしていたとのではないだろうか。ブレーキのきかない全力投球の彼女と加瀬亮との絡みは若い魅力があり、見応えがあった。
中日、岩隈獲得に乗り出す。

昨年は基本的に現有戦力のみでリーグ優勝を勝ち取った中日だったが、今年は連覇と日本一に向けて着々と進めている。ドラフトでは即戦力のみの指名で、トレードも頻繁に行う。合併問題で揺れる元近鉄のエース岩隈の獲得にも乗り出したようだ。それ以前のロッテ、西武とのトレードはお互いのウィークポイントを埋める効率的なものに見える。しかし岩隈のトレードでの獲得はどうだろう。おそらく中日はMVP獲得経験のある左腕・野口とプラスαで獲りに動くだろう。今年の先発陣が川上、山本昌、ドミンゴの3本でそれに続く投手が固定できなかった。加えて川上は怪我がち、山本昌は高齢、ドミンゴは高不調の波が激しく、目処が立っているとは言い難い。それでも成長が見込める山井、朝倉、小笠原など駒は揃うだけに深追いはしてほしくない。それに野口の評価は、中日側にしてみれば大物が釣れるとふんでいるかもしれないが、他球団にしてみればここ3年は大した成績を残していないことからそれほど高くないと思われる。足元を救われないように。朝倉と岩隈は同期なので、水をあけられた分、朝倉の奮起に期待したい。
髭を剃るのは嫌いだが、鼻毛を抜いたり切ったりするのは結構好きだ。太いそれが根っこから引き抜けると喜びを感じ、しばし眺める。ある程度伸ばして大物をヒットさせたい願望があるので、処理が好きといっても常に鼻から出ていないわけではない。今日はなかなかの大量だった。

背中から何本か太く長い毛が伸びている。均等に生え揃わない。これを背な毛(せなげ)と呼んでいるのだが、これがなかなか気になる。なにしろ背中なので抜くのに一苦労だ。人に見られる箇所でもないし、生えていたところで支障はない。それでも抜きたい衝動に駆られる。今日はここ数日狙っていた獲物をヒットできた。

縮れた毛は神出鬼没だ。部屋の至るところに落ちている。以前、友人は携帯電話に縮れ毛を挟んでいた。どこをどう抜けたらそんなところに挟まるのだ。今日はタバコの間に挟まっていた。
サイクリングコースを楽しみに駒沢公園までサイクリング。日曜日ということで予想以上の人間と車である。颯爽と走れない。ランニング、ウォーキング、ローラーブレード、自転車、犬の散歩。広場ではランチ、スケートボード、フリスビー、バスケット、トランペット。「お母さんオナラした?」「してないわよ」「今プーって音がしたよ」微笑ましい会話も聞こえてくる。自分も含めてホリデイ・アウトドア・ライフを楽しもうと画一化された空気が流れていた。他と違うのは単数で訪れていたことぐらい。恥ずかしくなり30分足らずで引きあげる。
基本的にミクスチャーというか、何でもありの音楽が好きな僕だ。このThe Go! Team「THUNDER,LIGHTNING,STRIKE」もクラブミュージックを醸し出しつつ、UKロックにも通じてゴチャ混ぜグルーヴが肌に合った。生バンドの様相を装いつつ、スクラッチやサンプリングも入る。とりわけ2曲目の「GET IT TOGETHER」はリコーダーのようなピポピポ音がグッときた。ポップすぎで上っ面だけのような気もするが、それもご愛嬌。コピーの“ジャクソン5 ミーツ ソニック・ユース”は意味不明で疑問の余地がある。

The Go! Team
Thunder,Lightning,strike
ブンレツさんが僕に恋人をつくってもらいたいようだ。「この前行った美容院の子が彼氏いるらしいけど、結婚は考えていないらしいから頑張ってみれば」「ヘルパーさんがあなたにぴったりの女の子を紹介してくれるって」どういう風の吹き回しだ。そういうことは干渉してくれるなと。
まず水面に浮かぶ庵。以前、予告を見たときにそれだけで劇場観賞を決めた。移り変わる四季の中で、庵は時に悠然と佇み、時に流れに身を任す。その四季を人間の成長に見立て、一人の業を負う男を追う。稀代のアーティスト、キム・キドク監督は諸行無常を説く。

庵の中、石仏と木魚が置かれているところの両脇に寝床がある。それを仕切る扉があるがそこに壁はない。夏、療養のために訪れた少女と青年期の僧が恋に落ちる。石仏の間を隔てて寝ていてもお互いの存在が確認でき、目を合わせる。青年僧は少女の布団へ忍びこもうとはじめは扉から出ようと試みるが、老僧に気づかれまいと扉を無視してその横から這っていく。欲により律を破る姿は他のシーンでも見られる。形式の扉が意味は知るところではない。庵を後にした若い僧は、秋、三十路を越え人を殺めて戻ってくる。自暴自棄になった彼は“閉”と書かれた紙片を目と口に張り、自殺を謀る。老僧はそれを戒め、床に書いた経文を彫らせる。

誰しもが持つ欲と罪が、東洋の雄大な景勝地で、さも全てが瑣末だと言わんばかり。登場人物もまた、さまざまな行為が芸術だ。自然のマクロな美しさと人間のミクロな美しさが見事なまでにシンクロナイズする。

もうキム・キドクのポテンシャルは僕には計れない。これほどまで荒々しくも美しい映像を他に知らない。学歴皆無、経歴無視の無類のアウトサイダーの、今後の更なる飛躍を予想して期待する。
中外製薬グロンサンのCMで、忌野清志郎が「幸せになりたいけど、頑張りたくない」と歌っている。度肝を抜かれた。そんなことを公然と言えてしまう度胸とキャラクターが究極。ああ、まさに、そうだよ、と感動する。夢や目標に向かって邁進する人ばかりではない。挫折だったり、漠然だったり、喪失だったり、精神的弱者の代弁をしてくれいているように思えた。ありがたかった。目から鱗だった。

忌野清志郎
JUMP