クリスマスは忌々しい。その浮かれ具合が腹立たしい。恋人がいたときでさえ、何かしなければいけないという空気が嫌で、なるべく無視していた。以前まで一人のクリスマスはマンガを買い込んだりビデオを借りたりして引きこもっていた。今年は忙しくなく暇を弄ぶことは確実である。かといって外出しないのは、世間の風潮に迎合することになる。そのアンチテーゼとして、あえて単独で出歩きたい。
一人でカラオケ
普段全然行かないくせに。団体客がわんさかいる中で「お一人様ご案内」される。プレッシャーを感じながらストレスを発散させたつもりになる。
一人でイルミネーションスポット
利 益が全くないことをする。苛立ちを募らせるのみで訪れる。なんなら写真もとってみる。
一人で映画館
普段は一人で行くことに全く抵抗感はないが、クリスマス・イブだけは敷居が高くなるように感じてならない。それを打破すべく。
一人で風俗
結構良い。イブにもかかわらず体をはって働いている女性と1対1で接することが良い。身の上話をしてしまいそう。
まあ、険しい表情で周りに睨みをきかせながら映画を見ることになりそうである。
一人でカラオケ
普段全然行かないくせに。団体客がわんさかいる中で「お一人様ご案内」される。プレッシャーを感じながらストレスを発散させたつもりになる。
一人でイルミネーションスポット
利 益が全くないことをする。苛立ちを募らせるのみで訪れる。なんなら写真もとってみる。
一人で映画館
普段は一人で行くことに全く抵抗感はないが、クリスマス・イブだけは敷居が高くなるように感じてならない。それを打破すべく。
一人で風俗
結構良い。イブにもかかわらず体をはって働いている女性と1対1で接することが良い。身の上話をしてしまいそう。
まあ、険しい表情で周りに睨みをきかせながら映画を見ることになりそうである。
YESレーベル第一弾として発表された本作。監督の橋口亮輔は自らゲイであることをカミングアウトし、ゲイを題材に映画を製作している。映画や小説はいかに自分をさらけ出して掘り下げるか。これは結構重要なことだと思われる。マイノリティーであることを肯定し旗を振るう行為はそうできることではない。橋口作品は初めてだが、観賞前から感銘を受ける。
匂い立つような若さだった。繊細でもろい青さ。同じ高校に通うそんな学生たちを描いている。男子高校生の伊藤は同姓の友人である吉田に恋していた。吉田は優等生の清水と付き合っていたが、転校生の相原に惹かれていた。強姦されて転校してきた相原は自分の性的趣向に苦悩する伊藤にどこかシンパシーを感じている。少しでも触れれば揺らいでしまうような彼らの心模様を丹念に描写していた。アップになることは少なく、ぎりぎり表情が読み取れるかどうかというアンニュイさ。それぞれカウンセリングを受ける伊藤と相原が交互に映し出される編集も、内情を吐露する二人がドキュメンタリーチックな装いで素晴らしい。
壊れやすくもすがすがしい思春期が疾うの昔であることに憂えたが、よくよく考えると精神的にはそう変わっていなかった。隣の芝は青く見える。
匂い立つような若さだった。繊細でもろい青さ。同じ高校に通うそんな学生たちを描いている。男子高校生の伊藤は同姓の友人である吉田に恋していた。吉田は優等生の清水と付き合っていたが、転校生の相原に惹かれていた。強姦されて転校してきた相原は自分の性的趣向に苦悩する伊藤にどこかシンパシーを感じている。少しでも触れれば揺らいでしまうような彼らの心模様を丹念に描写していた。アップになることは少なく、ぎりぎり表情が読み取れるかどうかというアンニュイさ。それぞれカウンセリングを受ける伊藤と相原が交互に映し出される編集も、内情を吐露する二人がドキュメンタリーチックな装いで素晴らしい。
壊れやすくもすがすがしい思春期が疾うの昔であることに憂えたが、よくよく考えると精神的にはそう変わっていなかった。隣の芝は青く見える。
暮れてから買い物がてら自転車を走らせた。途中ポツポツと雨が降り出したのでスピードを上げる。だんだん手と耳の感覚がなくなって、唇が乾ききった。顔の全てを覆い隠して、なおかつ視界と呼吸を維持できる代物は無いか知らん。
以前から一緒にご飯でも食べに行こうと言っていた[フミネエ]と、やっと約束が実現できた。大久保で韓国料理を食べる。このコリアンブームと新年会の季節でどこも混んでいて、なかなか店を決められない。やっと見つけた空いている店は、駅がだいぶ遠のいていた。ユッケが不思議だ。生の肉と卵をごま油で食す。生肉をこんなにも塩分控えめで食べることに惹かれる。
食後はビリヤードをした。「そこはスピンだな」とか「クッションを使って狙ったほうがいいぞ」とか、上手然とした口調で斜に構えていたら8ボールで4連敗を喫する。非力で小さい女子を相手に負けが込んで余裕をなくす。ビリヤードもなにぶん久しぶりで、3度に1度は力んでいた。滅多な口はきかないことである。
食後はビリヤードをした。「そこはスピンだな」とか「クッションを使って狙ったほうがいいぞ」とか、上手然とした口調で斜に構えていたら8ボールで4連敗を喫する。非力で小さい女子を相手に負けが込んで余裕をなくす。ビリヤードもなにぶん久しぶりで、3度に1度は力んでいた。滅多な口はきかないことである。
ぴあのヤング・エンターテインメント・スクエア絡みでレンタル。PFFなどぴは日本映画の活性に努めて好感が持てる。監督の矢口史靖は「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」で追い風である。本作で共同脚本を務めた鈴木卓彌とは「パルコフィクション」でも競作している。歳が近くて仲が良いのかと思ったら、大学の先輩後輩のようだ。
お金を数えることが大好きな咲子が、銀行強盗に巻き込まれるも九死に一生を得る。その時に盗まれ紛失したとされる5億円を求め、彼女はそれを生きがいにして奔走する。冒頭、大金が入ったアタッシュケースを持って咲子が川の急流を下り、崖から落ちて樹海へ流れ着く。そのシーンにダッチワイフのような人形を使用していてなんともチープだ。全編を覆うライトな感覚が、そのチープさに良い意味でマッチしている。その咲子を演じた西田尚美がこの映画において大きなシェアを占めていた。とにかく金という性格、5億円を手に入れるためにありとあらゆることをする。大学に入学して地質学を研究し、免許を取得して四駆を買い、スキューバダイビングにロッククライミング。全てが金に直結する。咲子の爽快感を前面に出したいがためのごく単純なコメディーだ。面倒くさいことを取っ払った初志貫徹が、この上なく楽である。
お金を数えることが大好きな咲子が、銀行強盗に巻き込まれるも九死に一生を得る。その時に盗まれ紛失したとされる5億円を求め、彼女はそれを生きがいにして奔走する。冒頭、大金が入ったアタッシュケースを持って咲子が川の急流を下り、崖から落ちて樹海へ流れ着く。そのシーンにダッチワイフのような人形を使用していてなんともチープだ。全編を覆うライトな感覚が、そのチープさに良い意味でマッチしている。その咲子を演じた西田尚美がこの映画において大きなシェアを占めていた。とにかく金という性格、5億円を手に入れるためにありとあらゆることをする。大学に入学して地質学を研究し、免許を取得して四駆を買い、スキューバダイビングにロッククライミング。全てが金に直結する。咲子の爽快感を前面に出したいがためのごく単純なコメディーだ。面倒くさいことを取っ払った初志貫徹が、この上なく楽である。
中日の新人選手
の発表があった。2巡目・中田賢一投手に背番号20。中日の20番といえばエースの称号なのだが、それをルーキーにあてたことに驚いた。落合監督は「空いていた番号を割り当てただけ。自分の中ではエースの番号は18だ」とコメントしている。その18を去年から付けている朝倉は伸び悩み、トレード候補に挙げられて尻を叩かれている最中。
谷繁は大洋・横浜時代は1と8、中日移籍当事は7と、常に一桁の背番号を付けていた。それを落合曰く「キャッチャーのエースナンバー」ということで27に変えている。
空いていただけなら17や21でもよかった。これはそれぞれ同じく新人の川井と樋口が付けたのだが、両左腕には20を与えずに、右の中田がその番号を付けたということは、多少なりとも意図はあったはずだ。沢村賞を獲った右投手という中日の縛りを解きつつ、右のエースへの願望も持っていると受け止めた。某縦縞SDがイチャモンをつけそうだ。
子持ち、162cm、サイレントK。今年のルーキーは地味かと思いきや、話題性に事欠かない。
谷繁は大洋・横浜時代は1と8、中日移籍当事は7と、常に一桁の背番号を付けていた。それを落合曰く「キャッチャーのエースナンバー」ということで27に変えている。
空いていただけなら17や21でもよかった。これはそれぞれ同じく新人の川井と樋口が付けたのだが、両左腕には20を与えずに、右の中田がその番号を付けたということは、多少なりとも意図はあったはずだ。沢村賞を獲った右投手という中日の縛りを解きつつ、右のエースへの願望も持っていると受け止めた。某縦縞SDがイチャモンをつけそうだ。
子持ち、162cm、サイレントK。今年のルーキーは地味かと思いきや、話題性に事欠かない。
3ヶ月間だが、ブンレツグランマがホームへ入ることになった。家から自転車で15分弱。夜にタオルケットを渡しに行く。周りの老人には覇気がない。努めて明るく振舞おうとする職員の努力が伺えるが、どこか陰鬱な空気が流れている。これが老人ホームというものなのだろうか。帰り道、冷たい空気が露出した肌をつんざく。努めて明るいイルミネーションにむかつく。悲喜こもごもの師走。


