白鷺 緑道に がいることは知っていたが、きれいな白い鳥までいた。2メートルの距離で観察でき、まだ悠長に水を飲んでいる。同じように眺めていた男性に「これは白鷺ですかね」と尋ねると、何だそんなことも知らないのかさては余所者だな、然とした顔で彼は「鷺ですよ」と答えた。僕のほうが彼、定年を迎えたぐらいの年齢だろうか、その土地の人より背が高いのにわざわざ見下すような目の角度まで首を傾けられて蔑まれた。地元民への道は険しい。