八田知夏
ミュージカル座 2025年8月公演
「ひめゆり」
演出・振付/梅沢明恵
☽組
かな(ひめゆり学徒)役 出演!
■公演日程
2025年8月21日(木)~24日(日)
■劇場
シアター1010
( 東京都足立区千住3-92 千住ミルディスⅠ番館 10F )
<あらすじ>
昭和20年(1945)年春。太平洋戦争末期の沖縄。米軍上陸が迫り、緊迫する民衆や軍人。沖縄師範学校女子部の生徒キミは、
愛する沖縄が戦場になっていく悲しさを嘆く。
沖縄師範学校女子部と、沖縄県立第一高女の生徒たちは、
朝礼で、教頭先生から、親元に帰るか、
それとも学校に残って共に戦うかと選択を迫られる。
親元に帰りたいと願うふみ、ちよ、ゆき。
学校に残って戦うべきだと主張するはる、かな、みさ。
結局、軍命により、生徒たちは南風原(はえばる)
陸軍病院へ篤志看護婦として従軍することが決まる。
傷ついた兵士たちの看護という尊い使命感が、
親元に帰りたいという生徒たちの決心を翻させる。
だが、希望に胸を弾ませて派遣された陸軍病院は、薬も包帯も底をつき、
薄暗い洞窟に苦しむ重症兵士が溢れた、この世の生き地獄だった。
キミは、戦場を生き抜いてきた檜山上等兵から、
恐ろしい戦争の実相を聞きショックを受ける。
上原婦長に励まされ、鬼軍曹と呼ばれた滝軍曹に怒られながら、
必死で兵士たちの看護のため働く学徒たち。
だが、米軍は迫り、飯上げに出かけたクラスメイトからも死者が出て、
陸軍病院から脱出せざるを得なくなる。
自分で歩けない患者には青酸カリ入りのミルクが飲まされ、
生徒、職員、兵士、看護婦たちは、
どしゃぶりの夜、陸軍病院を脱出し、
南部を目指して逃げて行くのだったが・・・・。