近年の日本ダート馬の活躍は目を見張るものがある。昔はダートは芝の二軍と言われていたが、近年は中東を中心に高額レースが設定されるなど、その情勢に大きな変化が生じている。
そこで2019年秋より競馬を見始めた私が興奮したダートレース5選を紹介していく。
①チャンピオンズカップ2019
3歳馬クリソベリルが古馬になっても連勝を重ねたレース。川田将雅騎手がダート戦線で無双していた時代の象徴的なレース。
これが私の初ダートGI。
ダート競馬が大好きな竹山氏の買い方(3連単頭固定、各500円)などを真似した結果、私もホクホクでした。でも有馬で全部溶かした。
②サウジカップ2023
世界最高賞金レースとしてお馴染み。
日本の馬が世界のダートGIを勝つなんて!
日本馬が多頭出走したので期待はしていた。
過去のレースで芝馬ミシュリフが勝ったり、チュウワウィザードが惜しいレースをした事もあり、カフェファラオ、テーオーケインズ、ジオグリフなど十分な面子が揃った。その面々を従えて逃げ切ったパンサラッサ!吉田豊騎手!本当に興奮が止まらなかった。1番好きなレース。上位5頭中4頭が日本馬だよ。素晴らしい。
③ドバイワールドカップ2023
これまた興奮した!
東京大賞典、川崎記念と順調に勝ち上がった最強の差し馬ウシュバテソーロ。海外挑戦ということで手が合っていた横山和生騎手から乗り替わりで川田将雅騎手へのスイッチ。
前の国際GIでパンサラッサが勝っていた事もあり、日本馬への高い期待があった。その期待に川田さんも応え、豪脚一閃で全てを飲み込んだ。のそのそした調教も、行き足のつかないスタートも全てが個性的。佐賀競馬にルーツがある川田騎手が世界を制した。
④サウジカップ2025
最強の香港馬ロマンチックウォリアーが好敵手として盛り上げてくれた。
香港で幾多の日本馬を返り討ちにしただけでは飽き足らず、日本に襲来しては安田記念で日本馬をいじめ倒し、コックスプレート(オーストラリア)にカタールと各地の競馬場を蹂躙し続けた鬼神。とはいえレース前はダート適性が疑問視されていたのだが、その不安を一蹴。日本が誇る歴代最高馬フォーエバーヤングと壮絶なマッチアップを披露。日本馬の悲願であるロマンチックウォリアー撃破を成し遂げた。
⑤ブリーダーズカップ・クラシック2025
凱旋門賞を勝つことが日本馬の悲願だと言われることはよくある。ただ、ダートの本場も本場、米国ブリーダーズカップでの勝利は長年夢のまた夢とされ、具体的に想像できていた方は多くなかったのではないだろうか。
かつて矢作厩舎のマルシュロレーヌがブリーダーズカップ牝馬限定戦を勝利した時も衝撃であったが、また矢作厩舎からBCへの挑戦権を得た馬が現れた。フォーエバーヤング。これが二度目の挑戦。前年のケンタッキーダービーで3着、BCでも3着。枠や直線の不利など、米国においては恵まれないレースが続いていた。
春先にサウジカップを制し、陣営も相棒坂井瑠星騎手も自信満々で挑んだこのレース。早め先頭から押し切り見事に勝利!こんなことってあるんだね。日本に3つある国際ダートGIを20代のうちにサクッと勝利している。フォーエバーヤングのみならず、レモンポップやダブルハートボンドなど先行馬に乗せたら止まらない。
矢作先生も東京▪️大井競馬にルーツがあり、瑠星騎手もお父様が元大井競馬の騎手。日本のダート文化が本場のダートを飲み込んだ。


