海外G1に滅法強い、栗東・矢作芳人厩舎。

 

国内でも、初G1をグランプリボス(ミルコ・デムーロ)、ダービーをディープブリランテ(岩田康誠)、芝ダート2刀流はモズアスコット(ルメール)、極め付きは三冠をコントレイル(福永祐一)で達成と大活躍の厩舎である。

 


しかし特筆すべきは海外G1の勝利数である。

今回はその栄光を振り返っていこう。

 

①Dubai Turf 2016 Meydan 1800m(UAE🇦🇪)

リアルスティール (Ryan Moore) サンデーレーシング

ディープインパクト産駒

矢作厩舎に初海外G1勝利をもたらした名馬。

息子もドバイに凱旋予定、果たして...

 

②Cox Plate 2019 Mooney Valley 2040m(Australia🇦🇺)

リスグラシュー (Damian Lane) キャロットファーム

ハーツクライ産駒

4歳秋から覚醒、矢作先生修行の地オーストラリアでの勝利。

有馬記念では最強牝馬アーモンドアイを一蹴し、有終の美。


聖地巡礼済(2024)


③Queen ElizabethⅡ Cup 2021 Shatin 2000m(Hong Kong🇭🇰)

ラヴズオンリーユー (Vincent Ho) DMMドリームクラブ

ディープインパクト産駒

④Breeders' Cup Filly & Mare Turf 2021 Del Mar 11F (U.S.🇺🇸)

⑤Hong Kong Cup 2021 Shatin 2000m(Hong Kong🇭🇰)

川田将雅(2勝)

オークス勝利後は伸び悩んだが、5歳で海外G1を3勝した孝行娘。

川田将雅騎手のLOVEポーズは競馬ファンの思い出。

 

Breeders' Cup Distaff 2021 Del Mar 9F (U.S.🇺🇸)

マルシュロレーヌ (Oisin Murphy) キャロットファーム

オルフェーヴル産駒

4歳で芝からダートに転向すると秘められた才能を開花。

現地9人気を覆し日本調教馬史上初の海外ダートG1勝利馬に。

 

⑦Dubai Turf 2022 Meydan 1800m (UAE🇦🇪)

⑧Saudi Cup 2023 King Abdulaziz 1800m (Saudi Arabia🇸🇦)

パンサラッサ (吉田豊(2勝)) 広尾レース

ロードカナロア産駒

吉田豊騎手を背にして大逃げ戦法を開花し中東の地で芝G1制覇。

翌年はダートで最高賞金約10数億円ともいわれるビッグレースも制した。

国内でも最強馬イクイノックス相手に大逃げで追い詰めた。

 

⑨Saudi Cup 2025 King Abdulaziz 1800m (Saudi Arabia🇸🇦)

フォーエバーヤング (坂井瑠星) 藤田晋

リアルスティール産駒

遂に初の愛弟子とコンビでの海外G1制覇に成功し、3歳時の米国G1での雪辱を晴らす。香港は勿論、豪州や日本においても散々日本馬を泣かせ続けたロマンチックウォリアーとの壮絶なデッドヒートは伝説として語り継がれていく。



このように海外GIを5カ国で9勝もしているのだ。私と友人の間ではその功績を称え、メシアYAHAGIと呼んでいる。まさに日本競馬を照らす光。救世主である。


フォーエバーヤングはドバイWCを控える。父リアルスティール同様にドバイの地で勝利なるか。秋には昨年の雪辱を晴らすべくBCにも参戦予定。日本調教馬悲願の勝利なるか。こちらも目が離せない。

 

また、凱旋門賞馬ソットサスの弟、シンエンペラー(坂井瑠星/藤田晋)もドバイSCに参戦予定。記念すべき矢作厩舎海外G1 10勝目はどの馬がもたらすのか。矢作厩舎は我々競馬ファンにどこまで夢を見せてくれるのか非常に楽しみだ。