といったところで、次にやることは話の検証だ。
そしてできればお墓を探したい。
ナガタさんは成仏できただろうけど、お墓を探す約束をしたので、その約束は果たしたい。
妻と私はナガタさんの話を検証することとした。
まず、ナガタさんが住んでいた場所。
「〇〇町」
これはすぐ近くの町名。
「756-3番地」
スマホの地図アプリに住所を入れてみるが、付近まではわかるものの、家を特定することはできなかった。
「〇〇寺」
これは聞いた町名付近には見つけることができなかった。
が、しかし、隣の市には同じ読みのお寺を見つけることができた。
とりあえずは家を探すことだ。
次の日、私は知り合いの会社にお邪魔してゼンリンとにらめっこした。
たしかに「〇〇町」に「756番地」は見つけることができた。
しかし枝番の「-3」がない。
ゼンリンは家の番地は記載しているが、地番までの記載はない。
「756番地」周辺には「ナガタ」姓の家も見当たらない。
もしかしたら家が無くなっている可能性もある。
こんなことだったら、ナガタさんがいつ頃生きていた人なのかを聞いておけばよかった・・・
そう思いながらこんどは法務局へと向かった。
法務局では誰でも住所や地番から地権者を調べることができる。
が、法務局でも同じだった。
「〇〇町756-3」が見つからない。
「756」や「756-1」といった地番はあるものの、探している地番がないのだ。
近くのお寺のお墓を少し見て回ったが「ナガタ」姓の墓石はなかった。
だいたいこの辺りには「ナガタ」姓はあまり見かけない。
妻の家がすぐそばにあるので、義理父に以前にナガタさんが話してくれたような事故がなかったか確認してみたが、聞いたことがないとの返事だった。
田舎ではこのような事故があればすぐに知れ渡り、忘れられることはないのだが・・・
現在はここで行き詰っている。
近いところでこんどはお寺に行ってみようかとは思っている。