
本日の1枚39枚目
【アルバム名】
London Calling
【アーティスト名】
The Clash
【バンド概要】
イギリス出身の4人組パンク・バンド。
セックス・ピストルズ、ダムドと並ぶ3大パンク・バンドの一翼を担いました。
活動期間は、1976年〜1986年と当時のパンク・バンドとしては長く活動しておりました。
1976年にセックス・ピストルズのライブに衝撃を受けたミック・ジョーンズ(G/Vo)がポール・シムノン(B.)に声がけし、そこにジョー・ストラマー(Vo&G)が参加してバンド結成しました。
同年にCBSレコードと契約し、テリー・チャイムズ(Dr.)が脱退した後に、トッパー・ヒードン(Dr.)が加入。
1977年にデビュー・アルバム「THE CLASH」をリリースし、評判となり、翌年には2ndアルバムをリリース。
そして、1979年には、これまでのパンクサウンドから路線変更して、ダフ、レゲェ等を取り入れた3rdアルバム「London Calling 」をリリース。
この3rdアルバムは、従来のパンクファンから批判を受けましたが、裏腹に世界的にヒット作となりました。
その後、実験的な動きが加速して、3枚組アルバムや、話題作りの為にジョー・ストラマー(Vo&G)の失踪等を演出して、メンバー間に歪みが生まれてしまいました。
そんな中、トッパー・ヒードン(Dr.)がヘロイン中毒で脱退してしまい、ミック・ジョーンズ(G/Vo)もクビを宣告されて、バンドは崩壊の危機に瀕します。
バンド内がボロボロのなか、サポートメンバーを加えつつ、1985年に「Cut The Crap」をリリースしますが、評判は芳しくありませんでした。
1986年に解散してしまいました。
2002年に、The Clashはロックの殿堂入りを果たし、同年の12月22日には、ジョー・ストラマー(Vo&G)が自宅で心臓発作により亡くなりました。
【アルバム紹介】
このアルバムは、1979年にリリースされた3rdアルバムです♪
言わずと知れたThe Clashの超絶大名盤にして、賛否両論アルバムです。
多様な音楽的が組み合わさり、ロック、パンク、レゲエ、ブルース、ジャズなどが絶妙に調和しています。
音楽的にも素晴らしいのですが、全19曲にもなるこのアルバムは、当時2枚組のLPとして販売されてましたが、1枚分の価格で販売してました。
USチャート27位、UKチャート9位にチャートインしました。
アルバムのタイトルトラック「London Calling」は、反体制的なメッセージと共に魅力的なリフと歌詞で聞く人を引き込みます。
カバー曲は2曲ですが、その曲のチョイスがまた最高です。
他の楽曲も同様に力強く、特に「Spanish Bombs」や「The Guns of Brixton」などが聴きどころです。
このアルバムは、音楽の垣根を超えて全音楽ファンにとって必聴の作品です。
【試聴】
https://youtu.be/EfK-WX2pa8c?si=9jomQ6aVG0nDBCmH
https://youtu.be/JcW8VNwYvL0?si=jMRo-j3eJ1-g0cpZ



