本日の1枚37枚目
【アルバム名】
THE CLASH
【アーティスト名】
THE CLASH
【バンド概要】
イギリス出身の4人組パンク・バンド。
セックス・ピストルズ、ダムドと並ぶ3大パンク・バンドの一翼を担いました。
活動期間は、1976年〜1986年と当時のパンク・バンドとしては長く活動しておりました。
1976年にセックス・ピストルズのライブに衝撃を受けたミック・ジョーンズ(G/Vo)がポール・シムノン(B.)に声がけし、そこにジョー・ストラマー(Vo&G)が参加してバンド結成しました。
同年にCBSレコードと契約し、テリー・チャイムズ(Dr.)が脱退した後に、トッパー・ヒードン(Dr.)が加入。
1977年にデビュー・アルバム「THE CLASH」をリリースし、評判となり、翌年には2ndアルバムをリリース。
そして、1979年には、これまでのパンクサウンドから路線変更して、ダフ、レゲェ等を取り入れた3rdアルバム「LONDON CALLING」をリリース。
この3rdアルバムは、従来のパンクファンから批判を受けましたが、裏腹に世界的にヒット作となりました。
その後、実験的な動きが加速して、3枚組アルバムや、話題作りの為にジョー・ストラマー(Vo&G)の失踪等を演出して、メンバー間に歪みが生まれてしまいました。
そんな中、トッパー・ヒードン(Dr.)がヘロイン中毒で脱退してしまい、ミック・ジョーンズ(G/Vo)もクビを宣告されて、バンドは崩壊の危機に瀕します。
バンド内がボロボロのなか、サポートメンバーを加えつつ、1985年に「CUT THE CRAP」をリリースしますが、評判は芳しくありませんでした。
1986年に解散してしまいました。
2002年に、ザ・クラッシュはロックの殿堂入りを果たし、同年の12月22日には、ジョー・ストラマー(Vo&G)が自宅で心臓発作により亡くなりました。
【アルバム紹介】
このアルバムは1977年にリリースされた1stアルバムです。
言わずと知れたイギリスの初期パンクの代表作。
パンクの精神、情熱、反抗心が詰まっており、その音楽は非常にエネルギッシュでダイナミックな内容です。
もはや説明不要な全曲名曲の衝撃作です。
USチャート126位 UKチャート12位。
CDジャケットには、ジョー・ストラマー(Vo&G)、ミック・ジョーンズ(G/Vo)、ポール・シムノン(B.)の3人ですが、本来は4人組です!
この撮影時には、テリー・チャイムズ(Dr.)が脱退する事が決まっていた為、3人のみのCDジャケットとなっております。
5曲目の「Hate and War」は、ジョー・ストラマー(Vo&G)とミック・ジョーンズ(G/Vo)のツイン・ボーカルが最高に格好良いです。
この1stはド直球のパンクサウンドですが、後にレゲエ・ダブ・スカ・ジャズなどの音楽をMIXされて変化していきます。
このアルバムは、パンク・ロックの歴史において不朽の名作であり、音楽愛好者にとっても必聴の一枚とされています。
その後の音楽に多大な影響を与え、その力強いメッセージとエネルギッシュなサウンドは、時代を超えて愛されており、パンク・ロックの歴史において不朽の存在です。
【試聴】
https://youtu.be/a445pvCRyzo?si=tDxjclL31MtQQNxn
https://youtu.be/IvG3is7Bm1w?si=G8qHECHBlPcDmAVt