本日の1枚36枚目
【アルバム名】
【アーティスト名】
SHADOWS OF KNIGHT
【バンド概要】
1964年に結成された、アメリカのシカゴ出身の5人組ガレージバンド。
アメリカ出身でありながら、ブリティッシュビートの特徴であるガレージ・ロックとブルース・ロックサウンドを奏でおります。
初期メンバーには、Jim Sohns(ボーカル)、Warren Rogers(ギター)、Dave “Hawk” Wolinski(キーボード)、Jerry McGeorge(ベース)、Joe Kelley(ドラムス)です。
バンドの転機となったのは、Themの曲「Gloria」をカヴァーし、このカバーバージョンが全米で大ヒット。
この曲で彼らはガレージロック史にその名を刻みました。
サウンドはThe Rolling Stones直系でサイケの要素も混ざっていて、なによりJim Sohns(ボーカル)のボーカルが黒人ぽくて良い。
Themの他にも、Muddy WatersやChuck Berryの楽曲をカバーしており、ブルース、ガレージロック、そしてパンクの要素が絶妙に組み合わさっています。彼らの音楽はアメリカのパンクロックの基盤を築いたと言っても過言ではありません。
しかし、ドラック問題や、メンバー間のイザコザでバント内はガタガタになり、1967年に解散してしまいます。
【アルバム紹介】
1966年にリリースした彼らの1stアルバムです。
全米チャート10位にチャートインしたガレージ界の大名盤です。
このアルバムは、ブルース、ロックンロール、ガレージロックなどの要素を融合させた、当時としては革新的なサウンドが特徴です。
アルバムのタイトルトラックであり、同バンドの代表曲である「Gloria」は、高速で激しい演奏と、リードボーカルのJim Sohns(ボーカル)による熱狂的な歌唱が印象的です。
「Gloria」以外にも、ハイテンポで攻撃的なサウンドが特徴です。中でもChuck Berrのカバー曲「I Got My Mojo Working」や、Wilson Pickettのカバー曲「I Just Want to Make Love to You」は、ブルースナンバーをガレージロック風にアレンジした曲で、当時のガレージロックシーンに大きな影響を与えました。
【試聴】
https://youtu.be/7xR2dEHNHvg?si=B1ZRDvJZesNyuRsv
https://youtu.be/Dd952mrUGIY?si=z9LxJVtC4lb6FOLY