THE ★麦茶
今日、麦をいただいた
その方のお家では、麦茶のために麦を作っているらしい
「フライパンで真っ黒になるまで煎るのよ」
という彼女の言葉を聞くだけで、香ばしい香りがぷう~んと広がり、
「いいなあ~」を連発してしまった
きっと、そのせいだろうな
今朝、黄金色の麦をビニール袋いっぱいに持ってきてくださった
本当にありがとうございます
で、さっそく家に帰って、お母さんに一部始終を話した
説明の仕方が悪かったのか、あんまり良い反応じゃなかった…。ちっ。
私のお家は、麦茶を飲む習慣が、あんまりない
冷たいお茶といえば、烏龍茶やプーアール茶だったし、
最近は、めっきり「母子のお番茶」である
麦茶はなんだか頼りない感じがするんだと思う
そして、麦茶の事なんてすっかり忘れて、制作していると、
ぷわあ~んと、焦げた匂い
んっ!?
パンを焼いてるのか!?
まさか、布が燃えてるのか!?
すると、お母さんが階段をトントンと登ってきて
「麦茶はいりました~!!」
なんや、やりたかったんやん
透き通る黄金色、この香ばしい香り、
さすが夏のお茶の代表選手、ただものではない
ゴクゴクゴク…
飲んでがっかりするこの味は、
まさに新幹線で飲む珈琲のようだ