店で働いている。。。正確には、働いていたPちゃん。
8月31日が彼女の最後の日となった。
そう。彼女は3週間後に結婚するのだ。
しかし、ここに来て、とんでもない事が起こった。
ハリケーン・カトリーナ・・・
彼女のフィアンセはニューオーリンズ出身なのだ。
偶然こっちに遊びに来ていた彼女のフィアンセは、今まだニューオーリンズに帰れないでいる。もちろん、それは、彼女にとっても彼女の両親にとっても本当に良かった事だ。いまだ繋がらない携帯電話を横に、「もしも、これで彼と連絡が取れなかったら・・」と涙ぐむ。
彼の両親や親戚一同は、全員テキサス州に避難している。ハリケーンが来る前に非難したのだ。危険な地域にいたため、政府からの指令だった。もしも、家に残っていたらなら、きっと彼らは、この世には居なかったかもしれない。そして、もちろん、彼らは、家を無くしてしまった。
今年の初め、Pちゃんのフィアンセは、家を買った。ワシントンの生活をすべて置いてニューオーリンズに引っ越して来るPちゃんのために小さいながらもとても可愛い家を買ったのだ。未だ、その家の状況は解らない。ただ、彼らが住んでいる地域は、すべて水浸しになっているというニュースだけが何度も流れている。
3週間後の結婚式。
その話題が、誰の口からも同情の音で出てくる。
10月からはニューオーリンズでの新しい生活が始まるはずだった。
「結婚式を延ばす事も考えている。」という。とりあえず、籍だけ入れて、式は彼の両親の現状がもっと落ち着いてからゆっくりとやる事も考えているという。
彼は、仕事場も無くなった。いつから会社が復帰できるかもわからない。
ワシントンDCに残って、こっちで生活を始める話も出ている。
これから、どういう事になっていくのか想像もできない。
でも、心から頑張って欲しいと思う。
