今日から9月ですね。
先週月曜日は、まだとっても暑かった8月最終週。
友達が立川まで会いに来てくれて、ランチをしたのですが
これこそホントに夏の最後と思って、浴衣でいそいそと出掛けました。
この浴衣は、昔ながらの藍木綿で、
木綿の中でも「コーマ生地」と呼ばれてます。
現在デパート等で売っている、お洒落着としての浴衣に
もうコーマ生地の藍木綿って、まず見かけません。
もっとシャンとした化繊混紡なものが主流。
見るとしたら、
役者さん・芸人さんが楽屋で着る浴衣だったり、旅館の浴衣ですね。
私が着物沼にはまった初期、
いちばん参考にしていた有名な京都の着物愛好家さんが、
当時「浴衣は、藍木綿しか認めない!」というスタンスだったので
感化された私は、ヤフオクや骨董市で藍の浴衣を物色しまくったのでした。
でも、藍木綿のコーマ生地を
「寝間着」にならないよう着るのって、難しさを感じます。
柔らかいので、何度も着て洗濯を繰り返していると
着心地がどんどん良くなる反面、
お尻の辺りが伸びてボコッとなりがちなんですよね〜。
洗濯と言えば、新しい藍木綿は
ビックリするほど色落ちして水が真っ青になるので
知らないと、ギャーっとなるんですが
色落ちしても、不思議と色移りはしないんです。
白い部分は白いまま、そして藍の部分は冴え冴えしてくるんです。
渋い藍色だったのが、次第に明るくキレのある藍色になってくる。。
洗うたびに気持ちもサッパリする感じなんです。
日本の伝統工芸って、なんか凄いっていつも思います。
また、帯についても。
売られている帯は、ほぼポリエステルですよね。
(たまに麻混紡を見かける程度。)
そしてどれも、袷(2重)になってると思います。
また昔の話に戻りますが
「藍木綿の浴衣に合わせる帯は、単でなければならない。袷は暑苦しい」
という本の記述を完全に守ろうとした私は、
単の半幅帯を探して探して、見つけるのに浴衣の何倍も苦労しました。
本当に単半幅帯は、見つからないんです。
ようやく色も好みのが見つかり、
しかも単は、とても軽い・締めやすいとわかり
大事に愛用してますが、今になって考えてみれば
あの頃は少々、凝り固まって決まりごとから逸脱できない時期でした。
実際、この浴衣コーディネートだと、
カフェにランチ迄なら良いのですが
レストランのランチに行くことは出来ないです。(私は)
ましてや、夜の浴衣パーティーだったら。。
自分だけ寝間着で着ちゃった気分ですね。苦笑
同じ夜でも、浴衣王道のお祭りや花火に行くならドンピシャなんですが。
衣紋の抜き加減も、
浴衣こそグッと抜いて色っぽさを出すべき!という説と、
襟がだらしなくなりやすいので、衣紋を抜かずにピシッと着付けるべし!とがあって
私は、どちらかというと後者が好みです。
昭和のスタイルブックといったファッション雑誌を見ると
抜いてない写真やイラストが多いんですよ。
決まりごとよりも、何が自分に似合うかを
研究したり、アドバイスも受けたりして、選んで楽しめればよいですね。









