さて、滅多に行けない三鷹天命反転住宅だっただけに、
なんとしてでも着物で行き、あの多色の中に入りたい!と気合満々でした。
負けないような 鮮やかにするべきか?
引き立てるような シックにするか?
色々引っ張り出して大いに迷いましたが、
着物は「隠れ派手」な青い格子柄
帯は黒繻子に刺繍「和の華やかさ」で決まりました。
「隠れ派手」とは、具体的にお見せすると
この着物、表は男物と見紛うような色柄なんですが
チラチラ見える裏地が鮮やかな緋色!
さらに八掛という裾の裏地は綺麗なグリーン!
三鷹天命反転住宅には、ピッタリじゃないですか〜♪♪
(って勝手に満足して喜んでるのは私だけ)
帯、写真では上の方が白く光っちゃってますが
実際は花が藤色系のピンクでドットは銀色です。
そしてそして。。
この帯 なんと 残置物 でした
不動産買取会社時代に担当した、モノが溢れるマンションからレスキュー。
しかも未使用で出て来た帯なんです。
最初ヤフオクに出そうと思いましたが、勿体なくなりました。
サイズや柄の配置が標準と異なり、
上手く結べないのが難点ではありますが、レトロな雰囲気が本当に好き。
半襟は黄色。着物が地味だと他の部分で色々遊べます。
実は、着物の裾が擦り切れていました。
家にあった黒いバイアステープでパイピング修理しました。
和裁の道からいくと、思いっきり邪道で乱暴な直し方です。
昔の絹は弱くなることが多いので、そのまま着ては、どんどん破れてしまいます。
表側からは緑色の八掛が、見えなくなってしまうのですが
これで丈夫になったので、安心して着られます。
帯でガラリと印象が変わるこの着物は、80歳になっても着ますよ!