見学会は、終盤です。
部屋を出て外観の撮影タイム、
西日と風のおかげで安物デジカメでも、写真がちょっとイイ感じになりました。
外部で見学者の注目を集めたのは。。
この門扉です。
ビー玉を入れてあって、カラフルな透過光がなんとも楽しい!
この写真は、同行した写真上手の友人が撮ったもの。了解もらってお借りしました。
ビー玉は、玄関土間などのモルタルに埋め込むのは、よくありますよね。
私も過去、リノベでやったことがありますが、こんな使い方はじめて見ましたよ。
2時間弱の見学会は、これで終了解散です。
大家として・不動産好きとして是非聞きたかったことは
結局、何一つ聞けずじまいではありましたが、聞ける空気ではありませんでした。
ここは、ちゃんと場の雰囲気を尊重しないと、ハカイダーになってしまいます。
工事中に見つけて驚かされてから10年以上、やっと入る機会をもらったわけですが
その間、ずーっと食わず嫌い状態だったというわけです。
極彩色の「ドヤ顔建築」に過ぎないと思い込んでいたのは間違いでした。
勿論、住む人を選ぶ賃貸アパートではあります。
色の洪水や、段差、変わった間取りを自分のアイデアで克服出来る人でないと。
それにしても、もし、この家で生まれ育った子供がいたら、
きっと何か、発育段階で少なからず影響を受けるようだよねと、
友達とも話していました。
また、見学者が貰えるパンフレットに書かれた、
入居者への長文、「使用法」が、実に深くて凄いので、
パンフレットだけでも価値があったと思います。
私のまとめとしては、
設計した芸術家も、施工したゼネコンも職人さんも、住みこなすのも「人」。
人のパワーって凄い!
自然に敬意を払い、
良い方向に向けて集約されれば、ここまで出来る。
↑階段横、鉄骨と金木犀を思わず撮影
(と同時に、悪い方向にもいとも簡単に向いてしまい
さらに増大する危うさも持ち合わせているのも人の常。)
金木犀はコサンタでも香ってる♪ 帰りはまだかな?まだかな〜?
オレンジのマーチは立川コサンタへ。
車中では昔のマニアックなアニソンを歌ったりして楽しかった〜。
次回その様子を少し書いて、着物についても書いて、終わりたいと思います。