事務用MODPC その① | comodo ~真・自作PC道~

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 久しぶりの投稿です。1年ぶりくらいかな?

 MODPCというと、何かゲーミングとかに特化したPCや奇抜なデザインで他人に見せびらかすだけのPCなどといったイメージがあるが、今回私が作成しているMODPCは・・・

 

普段使いの事務用に使うMODPC

 

 というもの。

 まだ完成してないけど、製作記事を書いていこうかと思ってます

 

制作過程を順を追って書いていくのが普通なんだろうけど、何せ今回はほぼほぼフルスクラッチで造っているため、特に前半はアルミの板とか切断したチャネルやアングルばかりの写真になるので見てる人が「飽きる」と思う。 なので順不同で書いていくことにします。

 

まず、昔のアルミ製PCの底部のアルミ板を切断して流用することとします

 1.5mm厚くらいのアルミ合金版です。これにホームセンターで買ったアルミチャネルやアングルを左右に足して少し幅を広げます。

 

 そして、その上に3.5インチHDDドライブ、5インチドライブ、PSUの配置を決めていきます

 

 3.5インチHDDドライブ、5インチドライブの固定部材は既存のPCケースから削り取ったものを補強していますが、、後になって考えると全部自作したほうが綺麗に仕上がったかなと思ってます。

 

 5インチのドライブ固定部分は↑の写真の青いプラスチックのつまみを「キュッと回転させて固定するヤツ」です。(なんと呼べばよいかわかりませんが・・) PSUとの間に二本指を入れてギュッとひねると留まります。

 

 そしてこのマシンの特徴的な箇所が「PSUの向き」

 普通の市販のPCケースだと、PCケースの「後ろに排気」するような向きに設置するのだが、この自作PCでは

 

「後ろから吸気」し、「ケース右サイドへ排気する」

 

という形状となります。

 また、電源ケーブルも通常のものではなく「L字コネクタ」のケーブルを使い↑の写真のように接続します。 通常のケーブルだと右サイドパネルからコネクタの一部がはみ出てしまいますが、「L字コネクタ」のケーブルだと右サイドからのはみ出しを回避できます。

 

 PSUはATXの規格で高さは幅は決まっていますが、「奥行」はメーカーやモデルによってまちまちです。

 今回の作例では「140mm」を取り付けていますが、「150mmまで」であれば取り付け可能に設計しています。 それ以上の「奥行」のモデルは取り付けられません。

 が、、普段使いの事務用PCにはハイスペックなPSUは必要ないし、奥行150mm以下のモデルは結構多いので問題ない。

 

 

 私が最も使用するPCパーツメーカー、それは・・・「光」のアルミ板

 このMODPCの背面板に使用します。

 Pカッターで何度もスジを入れて折り、市販のPCケースの背面版を切ったものを充て拡張スロットの穴の位置などを油性マジックでマークしていく。

 

 今回はマザーボードをやや斜めに設置する設計にした。

 生アルミの1mm厚ではペラペラなのだが、1.5mm厚のアルミアングルを両端にネジで固定しておけばゆがみも生じない。

 

 で、その他外枠を構成するパーツと組み合わせてみる。

 

 中間にはアルミ板ではなく「アルミ複合版」を切って使用した。

 近所のホームセンターの端材コーナーで安く購入。 寸分の狂いなくカットした。

 最終的にはシルバーで塗装したけど↑この部分は元は黄色なのです。

 

 マザーボードを固定する部分は、光のアルミチャネルを加工して格子状にかみ合わせて作っている。

 ATXマザーを固定する穴は1つの例外を除き「3本の縦棒」の直線上にあるので、その位置にM3のミリネジの穴を電動ドリルで切り、スタッドを固定する。

 

 例外のネジ穴がある部分は、金属用エポキシパテを追加して成型後にネジ穴を切ってスタッドを固定する。

 こいつの下端部分をナナメにカットして、マザーボードを取り付けて背面版に合うようにする。

 実際にマザーボード(超古い捨ててもいいようなヤツ)を取り付けてみる。

 この黄色の中板(アルミ複合板)の下からは、手回しネジで固定している。

 やや斜めにカットした下端の内部にはM3のナットと金属用エポキシパテを詰めてあり、パテ部分もネジ穴を切ってある。

 

 上部先端は引っかかるように折り曲げてあり、M3ネジで固定している。

 こんなふうに書くといかにも簡単そうだけど、絶妙の加工精度が求められるとても神経を使う作業なのです。

 

 さて、話はいきなり飛んで・・・

 

 ケース上部の水冷ラジエーターの排気のカバー(?)を作ります

 

 市販の安いPCケースなどのファンのある位置に、「ホコリの侵入を防ぐプラスチック製のフィルター」がついているものがありますが、大体「黒」(というか濁ったグレー)のものが大半かと思います。

 

 これの「白」版のものを入手しました。

300mm×1000mm。。

こんなにいっぱい要らないけど、このサイズしか売ってなかった。。

 

 これを240mm水冷ラジエーターを取り付ける位置のサイズ(150×300mm弱くらい)にカット。

 これに私のオリジナルの「comodo」のロゴのイラストを印刷したシートをカットして、マスキングしてマットシルバーを軽くスプレーする。

 マスキングをはがして所定の位置に取り付けます

 「所定の位置」をどう作ってるのかが、解説してないので伝わらないかもしれませんが(笑)

 全面ホワイトだと物足りないしバランスが悪いのでこんな感じで既製品っぽく仕上げてます。

 

 第一回目なので解説が足りなくて伝わりにくいかもしれませんが、つづきは次回以降で書きます。

 

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