WiNDy MT-PRO 1100 カスタマイズ機の今回は「光る光学ドライブ」の制作です
最近のPCパーツは「光る・・なんちゃら」というような光るパーツが多いのですが、すっかりPCパーツメーカーやPCユーザーから忘れ去られているのが「光学ドライブ」。 という事で私は自作しちゃおうと思いました。
ということでまずは内蔵Blu-rayドライブを分解。
光らせられる空きスペースが無いか探してみたのですが、稼働する部分や回転を支える部分など正常動作に必要不可欠な箇所ばかりで勝手にいじくれる箇所がなかなかありません。
なんとかなりそうなスペースは上から被せる金属製フタを固定するための側面の数ミリの部分。
ここのプラスチックの出っ張りを取り除いてRGB LEDテープを入れてみます。
出っ張りをPカッターとヤスリで削り取りました。
そして用意したのはアナログRGBのLEDテープ。これを↓このように加工しました
これをLEDを外側に向けるのではなく内側に反射させて光らせる工夫をします
粘着テープのある「3M」のマークが表側に見えるという変な角度で付けています
LEDテープやケーブルはホットボンドで固定しています
さてここに元の金属の蓋をかぶせるのですが、光の出口の位置を決めて電動ドリルとニブリングツールで穴を開けます
そして、この金属の蓋も変な刻印や穴やら凹みやらで不格好ですので、この上に0.5mm厚のアルミ板を貼り付けることにします。
当然その0.5mm厚のアルミ板にも同じ位置に光が出る穴を設けます
被せたら再度テスト発光
光の出る位置的にはいい感じです。各LED素子も直接見えませんが間接照明効果できれいに散光してくれています。
床には元のLEDの素子のつぶつぶが映ってますが・・
次はこの穴に乳半のアクリル板を入れたらどう光るか?というテストです。表側から2mm厚のアクリル板を充てて観る。
散光具合はさらにいい感じに。
アクリル板を開けた穴と同じ大きさにカットします
ピッタリ嵌ります。さすが俺。
さて、次は光学ドライブ全体をラッピングシートを貼っていく過程です。
マットガンメタリックを外側の蓋に貼ります。
開けた穴の部分はぐりぐり押して伸ばし、最後はドライヤーなどで温めながらカッターで切りつつ穴の内側に織り込んで貼り付けます。
そして外側からアクリル板を填め、内側からは念のため透明のエポキシ接着剤をつまようじでスキマにちょいちょい付けておきます。
LEDテープの光を綺麗に反射させるために、秘密のプラバン的なものを↓このように取り付けて、金属の蓋を被せてネジ留め固定。
RGB LEDのケーブルはドライブ内部側面から背面を通過し、反対側へ出るよう配線したのですが、ちょっぴり見えてしまうので・・
1.5mm厚のアルミ板を加工したものを両面テープで貼って隠すことにします
↑こんな感じに
フロントベゼルの部分はマットメタリックレッドのラッピングシートを貼って取り付けて完成。
これをWiNDy MT-PRO 1100 カスタマイズ機に装着
同期して光る色も変化します。
この「光る光学ドライブ」内蔵もこのMOD PCのウリの一つです。
もしかして世界初かな?