京都2日目は嵐山からスタートです。
さて 嵐山といえば渡月橋。
昨年は台風の影響で氾濫した桂川ですが、今日はとても穏やかな表情です。
こちらは別のアングルから。 橋のたもとには 大堰川 (おおいがわ) と書かれています。
あれ?? 渡月橋って桂川にかかる橋じゃないの?
ネットで調べてみたら、渡月橋をはさんで上流が大堰川、下流は桂川に名前が変わるそうです。
天龍寺の開門まで時間があるため、隣接する竹林の小径へ。
朝早いせいか、ほとんど人はいませんでした。
小径というだけあって 竹林の距離は短いですが、
隙間からそそぐ日の光と やわらかな竹の色に心が落ち着きます。
竹林の小径をちょっと外れると、池のそばに日本で唯一の髪を護ってくれる神社
御髪 (みかみ) 神社 が見えてきます。
地元の人が教えてくれたのですが、ここは紅葉スポットとしても有名な場所で、
晴天の日には池が鏡のようになり、水面に映る紅葉を楽しめるとのこと。
ぜひ一度見てみたいですね。
竹林鑑賞を楽しんだ後はお隣りの天龍寺へ。
京都五山の第一位でもある天龍寺、
足利尊氏が後醍醐天皇の菩薩を弔うために建てたお寺です。
尊氏といえば、後醍醐天皇と政権を争っていた人物。
そんな人がなぜ後醍醐天皇の菩薩を弔う気になったのか、
そのあたりの背景には非常に興味がわきます。
境内の池に咲いていた蓮
等観院と書かれている建物前は赤い紅葉がいいアクセントになっています。
ところで等観院ってなに?
疑問に思い、後日ネットで調べたところ、等観院の公式HPにその答えが出ていました。
*** 等観院 公式HPより ***
天龍寺は一つの大きなお寺で、
その一番奥にある大きな建物を 「本堂」 と思っている人がよくいます。
しかし そこは本堂ではなく、もともとは 「方丈」 や 「庫裏」 と呼ばれる建物で、
現在は天龍寺全体を統括する 「寺務所」 となっています。
天龍寺をはじめとする禅宗の大寺院は、この寺務所を中心に構成されていますが、
実をいうと境内には 「塔頭」 と呼ばれる小さいな寺院が点在しています。
つまり、禅宗の大寺院は一つの大きなお寺ではなく、
いくつかの小さなお寺が境内の中に集まっている複合寺院なのです。
ということは、 先ほど撮った等観院も 「塔頭」 の一つだったんですね。
これらの塔頭は一般公開はされていないようですが、
一部の塔頭は特別拝観の時だけは公開されているようです。
ちょっと中を見てみたい気もしますね。
さらに先に進むと法堂が見えてきます。
ここの天井には雲龍図が描かれているのですが、公開日は土・日・祝日のみ。
訪れた時は平日だったので、残念ながら見ることはできませんでした。
さて、拝観料600円 (庭園参拝+大方丈参拝) を払って、まずは庭園鑑賞。
庭園受付から入ると、綺麗に整えられた砂利がお出迎えしてくれます。
いいですね~ こういうの。 すごく好き。
庭園の脇に咲いている桔梗はちょうど見頃です
庭園から眺める大方丈。 とても大きいことがわかります。
この日は開門と同時に入ったので、観光客がほとんどいませんでしたが、
あと30分もするとこの大方丈の前は大勢の人がベンチに腰を下ろして、
目の前の庭園に見入っています。
奥に進むと咲いている紫陽花や半夏生。
自然の傾斜に沿って造られた苑路はとても美しく、
きちんと手入れされている境内は、さすが世界遺産と言った感じです。
さらに奥に進むと、八角蓮 (はっかくれん) という初めて見る植物が、、、
蓮の葉っぱのように、なんとなく傘をイメージさせる植物ですね。
庭園の一番奥に咲いていた紫陽花。 後ろの竹は 先ほど散策した竹林の小径の竹です。
ここの出入口 (北門参拝受付) を利用して竹林の小径へ抜けることもできます。
庭園を一回りしたので、次は大方丈内の見学です。
入口まで戻ります![]()
こちらが大方丈の入口。 庫裏から入ります。
入口をくぐると 禅宗の開祖 達磨大師がお出迎え。
そして 大方丈に進むと、夢窓国師が作庭した雄大な庭園 が目の前に広がります。
まずは正面からの眺め
視線を左に移せばこの景色。
斜めに傾いた松の木が独特な風情を与えています。
さらに視線を右に移せばご覧のとおり。
背後の山々に大きく広がる静かな池、 庭園に敷き詰められた白砂利と相まって、
非常に美しいコントラストとなっています。
同じ夢窓国師の作とはいえ、瑞泉寺 (鎌倉) の庭園とは全然雰囲気が違いますね。
これは 大方丈にある迫力ある襖絵 「 雲龍図 」
とっても立派な襖絵なのですが、アクリルガラスみたいな物に覆われているため、
せっかくの襖絵も光が反射して庭園が映り込んでしまいます。 もったいないなぁ、、、
大方丈の中央に祀られているご本尊は、天龍寺の造営よりも はるに古い平安時代後期の作です。
天龍寺は創建されてから合計8回の火災にあったようですが、
そのたびに ご本尊の釈迦如来像は助け出され、今に至っているとのこと。
というわけで、ご本尊さまを見るために 祀られている場所へ移動します。
あれ? ご本尊さまの前には幕が垂れ下がっていて見ることができません。
公開されていなかったのかな。
ご本尊さまの近くに置いてあった大きな木魚。
ひっそりと 佇んでいる姿が素敵だったので記念に1枚。
大方丈を見終わると 書院横の外廊下を通り、
書院から再び大方丈を眺めます。 参拝客は増えてきましたが、まだまだ序の口かな。
写真には撮っていませんが、私が帰る頃には修学旅行生や観光客で方丈前は大混雑でした。
紅葉の時期でなくてもこの混みよう、天龍寺の人気の高さがうかがえますね。
書院から長い渡り廊下を経て、多宝殿へ向かいます。
これが多宝殿。 後醍醐天皇の尊像が祀られているところです。
奥に祀られている後醍醐天皇、遠すぎて見えません。
個人的には後醍醐天皇よりも、手前にある きらびやかな襖絵の方が気になります。
唐獅子に牡丹、そして黄金色の襖絵。 先ほどの雲龍図とは違う良さがありますね。
多宝殿の入口そばには写経セットが置いてありました。
こんな場所で写経ができるなんて、、 うらやましい限りです。
多宝殿を見終わったら、大方丈に戻ります。
たまたま庭園前に人がいなかったので、回廊に腰をおろして再び庭園鑑賞。
至福の時間です。
なんだかんだで3時間近くいた天龍寺。
やっぱり気にいったお寺は長く居座っちゃいますね。
さて、次なる目的地は上賀茂神社。 サクサクっとまわる予定です!




































