中小企業診断士 二次試験対策の本や過去問の模範解答例などを見ていると
「シナジー効果」
という記述をいくつも見かけました
しかし、「シナジー」を和訳すると、それだけで「相乗効果」を指す言葉なので、「シナジー効果」を全部そのまま直訳すると
「相乗効果 効果」
となり、意味が重複してしまうハズなのです
また、テレビの解説者の中にも「シナジー効果」という言い方をしている人もいました(どっかの偉い教授だったと思う)
でも、一方で「シナジーを発揮」とか「シナジーが期待できる」という記述をしている本などもあります。
私は、「シナジー効果が期待できる」みたいな使い方は絶対間違っていると思うのです!
「シナジーが期待できる」のほうが正しい使い方だと思う。
「シナジー」、もしくは「相乗効果」というべきだ
私はこのような間違った言葉の使い方を「模範解答」として書いてるヤツらが信じられません!
絶対間違っているのに、これでお金を取る商売するなんて・・・
「相乗効果」と言わず「シナジー効果」なんて言ってるヤツは、英語を使ってカッコよく見せようとして、実は英語知らないおバカさんだ、
俺は決して、こういうカッコ悪い醜態はさらさないようにしようと誓った
言葉の使い方は正しく、そして誠実に生きたい! それが俺のポリシー、経営理念だ!!
そして試験当日、事例1だったか事例2だったか忘れたけど、私は解答欄に「シナジー」という言葉を使いたいと思った問題があった。
しかし、実際書いてみると解答欄の最後に空白が数文字余っていて、ちょっとだけ印象が悪いと感じた
俺は解答をこのように変えた
「シナジー」 を 「シナジー効果」と・・・
二文字増えて、空欄も減ったぜー!!
ひゃっほう!! 大成功~!!
さて本題に入ります
29年度 中小企業診断士 二次試験 事例Ⅲ
金属部品加工の下請製造会社C社が、新規事業「CNC木工加工機」の製造販売に挑戦!
問 4
C社社長は、今後大きな設備投資や人員増をせずに、高付加価値なCNC木工加工機事業を進めたいと思っている。これを実現するためには、製品やサービスについてどのような方策が考えられるか、140字で述べよ。
あらためて問題文を読むと、「問題文も与件文の一部」として考えて解くべきなんでしょうね。
問3の「ホームページを使った社内対応策」なんかも、お金をかければ何だってできちゃうんだろうけど、やっぱりC社は「あまりお金をかけたくない」というのが本音なんでしょうね。
与件文の最初のほうとか読むと、社員も少なく、人員も増やしたいけど、でも経営的にも余裕がなさそうだし、何か新しい改革が必要なんだけど、リスクの高いこともできず・・という雰囲気がなんとなーく伝わってくるけど、問4の問題文には、上記のようにC社社長の考え方が明確に記述してある。
だから、やはりこれを踏まえて「問3」の回答をしておく必要があるんでしょうね。
問3で例えば「ホームページ部門を作る」だの、「公式ツイッター等の担当人員を増やす」とか、「貸出機、サンプル機をめっちゃ配る」とか、めっちゃお金がかかるような答えを書いておきながら、問4で「お金がかからない方策」を書いてたら、「一貫性を欠く」と思われる。
問題を順番に解くんじゃなく、最後の問題文までしっかりと読み込んで、それから各問題を考えていくのが大事なんでしょうね
さて、私が問4で書いた解答は
まず最初に思ったキーワードは
アウトソースィング
です。 「大きな設備投資や人員増をせずに」ときたら、「アウトソーシング」しか思い浮かびませんでした。
140字なので、ざっくり3つくらいの要素を書けってことだと思いましたが、「外部委託」=「アウトソーシング」の種類だけで、3つくらいパパッと思い浮かびましたので、そのまま書き込んでいきました
まずは販売面の外部委託。与件文の2ページ半ばに「C社は、特に新規顧客獲得のための営業活動を積極的に行った経験もない。また、販売やマーケティングに関するノウハウもなく(略)」 とある。
下請けの製造しかやってないからそりゃそうでしょうね。自前で新規事業の営業部門を作っても、軌道に乗るには時間がかかるでしょう。
なので、「販売代理店などの契約を結び、販売を外部に委託する」みたいな事を書いた。
問2の私の解答でもちょっと書いたけど、自社製品を作ると自社で在庫管理しなければならず、在庫のスペースも必要となる。販売代理店があると、販売代理店で一部在庫を持つ形となるので、自社在庫のリスクを下げる効果もある。
もうひとつは「メンテナンスやアフターサービスなどを外部に委託する」というのも書いた。販売代理店がこれを兼ねいてることも実際多いだろうけど、機能的には別なので分けて書いた。
ヨドバシカメラなどは家電メーカーからみると「販売代理店」だけど、店はユーザーから故障等の対応を受け付けはするものの実質的には「家電メーカー」に連絡し、メーカーが対応するのが殆どだろう。
でも、「エアコンの取り付け工事」や「冷蔵庫の搬入」などの場合はメーカーがやるかというと、多くはヨドバシカメラと契約している別のサービス業者が対応する。 玄関先で「どーもー、ヨドバシカメラでぇーす」とか挨拶するだろうけど、本当はヨドバシカメラの社員でも何でもないのだ。
3つ目。の前に問題文をもっかいよく読む。
「大きな設備投資 や 人員増 」
「製品 や サービス について」
この太字の4つ、が何を指すのか? 出題者の意図を考えて、全て潰さなければ絶対に高得点にはならない。と思った。
「サービス」は「サービスマン」「サービス部門」を指すだろうから、人員増をせずにサービス対応する「アフターサービスの外部委託」と解釈できる。
与件文から「営業のシロウトは人員増をせずに営業のプロに任せるべき」という事を、出題者が書いて欲しそうに思えたので、販売機能を外部委託というのも伝わってきた。
厄介なのが、「製品」と「大きな設備投資」。
特に「「製品」・・についての方策」?? 出題者は何が言いたいのだろう? と考えて、私が出した答えはこうだ ↓
製造、組み立ての、下請け企業を探す
です。
C社は、製造・組み立ての下請け企業であるので、製造・組み立てのプロだ。製造・組み立ての全てを知っている。
下請け企業は、「いじめっ子」か「いじめられっ子」かというと、「いじめられっ子」だ。
「いじめっ子」は大抵、そもそもいじめをいじめだと思っていない。
しかし、、「いじめられっ子」は違う。「いじめ」の種類を知り尽くしている。だから「いじめられっ子」のほうが、「いじめ」を知り尽くしている「いじめ」のプロなのだ。
だから、「いじめられっ子」が、ある日から「いじめっ子」側になったとき、すごい「いじめ」を発揮するというものだ。
何がいいたいかというと、今まで「下請け企業」だったC社が、「下請けさせ企業」に周るのだ。
↑
・・・逆に何の話かわからないので・・・・止める(笑)
書いた内容は、「量産化に目途が付いた際には、外部に製造や在庫を委託し、C社は商品企画・設計開発等に注力する」というような内容を書きました。 つまり、製造業者なのに別の製造業者に委託しちゃうという、工場なのに工場機能を委託しちゃうという一見トリッキーとも思える内容です。
上に、ヨドバシカメラの「エアコンの取り付け工事」の例を挙げましたが、実際に「エアコンの取り付け工事」をするのは、ヨドバシカメラのような小売店の同業者ともいえる「町の電気屋さん」だったりするのです。 なので、本当は「(有)田中電気」なのに、「どーもー、ヨドバシカメラでぇーす」とか言って取り付けてたりします。
なので、「同業他社に委託する」というのも手段としてアリだと思います。
これで、「製品」と「大きな設備投資」に対応する解答にはなるだろう。と思いましたが、、果たして答えはどうなんでしょうか?
