WiNDy MT-PRO 1100 カスタマイズ⑮ 爆光モード | 刺客の大原

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 前回の記事で、上部背面部に設けた「謎のスイッチ」について解説します。

これは「爆光モード」のスイッチになります。

 スイッチを入れると左側面上部が激しく光ります。

 何のために光らせるのか? それは・・・・

 

 「気分が高まるから!!」

 

 です。(笑)

 

 ユニコーンガンダムの「デストロイモード」みたいなものでしょうか。

 CPUが早くなるとか、ファンの回転が速くなるとか、そういう機能的なものは一切無いです

 

 使用したのは幅8mm×長さ60mmくらいの小型のCOB LEDモジュールです。 通常のLEDが点で発光するのに対し、COB LEDは「面」で発光するので光にムラが無く、かつ非常に明るく輝きます。

 

 まず、電源供給はマザーボードのピンヘッダから一旦USBハブへケーブルでつなぎ、USBハブ経由で電源とGNDの線をつなぎます。

 このUSBハブの筐体はアルミ製で、筐体裏側をM3のネジ穴をタップで切って本体とネジ留めしています。

 ネジの長さが丁度良い長さで、基板挿入時に邪魔にならず良かったです。

 本体右側面上部。ガッチリ固定されています。

 

 USBの電圧は5Vですが、このCOB LEDモジュールの定格は5Vよりかなり低いのです。

 また、COB LEDモジュールは発光時にかなり熱くなり、手で持っていると2~30秒くらいで「アチィッ!!」となるくらいですから、アルミ板等に接して熱を逃がす必要があります。

 

 そこで↓このようなものを作って、上部背面部に取り付けました。

 赤矢印の部分は赤色のCOB LEDモジュールを2個直列で繋いであり、その下には青色のCOB LEDモジュールを1個。アルミ板に直接ネジ留めしています。

 裏側には「降圧モジュール」を2つ取り付け、USBからの電圧5Vを下げてからそれぞれのCOB LEDモジュールに繋いでいます。

 青色のCOB LEDは3V~4V、赤色のCOB LEDは2V~2.6Vの範囲にしなければなりません。

 ちなみにCOB LEDは1つ55円。降圧モジュールは1つ75円で購入してました。

 

 私は電圧を計測できるツールを持ってないので、小型の電圧計モジュール(93円)を買い、計測しながら降圧モジュールの調整をしました。

 3.37V。まぁこんなもんでいいでしょう。↑

 

 簡単な接続図にするとこんな感じになります。

 スイッチを押してオンにすると電気が流れて発光します。もう一回押すとオフになります。

 赤のほうは2つ使いました。電圧はこの安物の降圧モジュールは5V→2.5Vまでが限界。

 

 ケース上部の排気ファンを外して上から撮影すると、こんな感じに↓

 熱伝導の良いアルミ板を通って排気されるので排熱対策も万全でしょう。

 

 それでは、赤色のCOB LEDをスイッチオーン!

 ギュイイイイイイン

 

 という音は出ませんが真っ赤に輝きます。

 上から撮影。アルミテープの反射で光を右側面の乳白のアクリル板に集めます。

 

 青もこんな感じに。 

 こんな小指1本にも満たない大きさなのに、めっちゃ光ります。

 

 では、「赤」と「青」を両方ともオンにしたらどうでしょうか? 理論的には「紫」になりそうですが・・

 なんと! 濃いピンクになるんですね~。 赤のモジュールが多いからかな?

 調べたところでは、COB LEDは発光する光が限られていて、現在は白系の他は「赤」「ピンク」「青」「緑」に限られているらしく「紫」が無いんですね。そこがCOB LEDの欠点だとか。。青と赤を合わせても紫にならないのはそれが理由かもしれませんね。

 

 それにしても激しく光ります。お気づきかもしれませんがこの写真はCPUファンやケースファンが止まっている、つまりPCの電源を入れておらず、、USBポートからの給電だけで光らせています。

 それでも背面ファンの乳白リングに光が当たり、しかも前方にある吸気ファンのリングにまでうっすらピンク色に染まっています。 ファンリングのLED自体は点いていないというのに。。

 

 「爆光モード」は思ったより強烈に光りました。

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