私の部屋は最近ずっと散らかっています。理由はこの自作パソコンがなかなか完成しないからです。
「生産管理」的な用語で例えると「個別生産」型なのですが、「ドリルを使ったり塗装等をする部屋」、「通電して動作確認する部屋」、「ホコリが少なくて床が広い部屋」へ持ち運んで作業するということを繰り返しています。
これは中小企業診断士試験の運用管理ではどのような分類の生産方式なんだろうか? などとふと気になり本で調べてみたら、どうやら セル生産方式のひとつの「一人屋台方式」ではない「巡回方式」というものに相当しているようです。
などとそろそろ中小企業診断士試験が気になってまいりました(笑)
今回のマシンで使用するケースファンはRGBファンシステムを2種類使用しました。
まず1つ目。最近AMAZONのタイムセールで安くゲットした「AMZTRONICS」というブランドの3個セット「CF-007」。
開封すると、予想通り以前「P7-C1」に使用した「aigo」ブランドの「R3」とブランドシール以外は同じだった。同梱の取説の変な日本語の文章まで全く同じ。。
「P7-C1」にあるRGBコントローラーの空きに接続してみると、このように同期して光ります。
やはりどちらも製造元は同じということでしょうね。
こちらも「R3」と同様にRGBコントローラーの色を変えるためにケースのリセットスイッチ等のモメンタリスイッチを使用するタイプです。
MT-PRO 1100 カスタマイズでは、増設した下段スペースの左横にこの3つのファンを使用することにしました。
アルミの15mm角の2本のチャネルを加工して、3個のファンを固定します。
ファンの外周まで綺麗に見えるように、一部をカーブさせてカットしています。
時間をかけ毎日コツコツ削って仕上げました
この「AMZTRONICS」の「CF-007」は、ケース下段の3つの緑色1~3です
その他に、紺色の1~5のファンを取り付けるのですが、この部分は最近出回り始めたブランドのRGBファンシステムを使います。
「EZDIY-FAB」というブランドのRAINBOW-FAN?製品名不明品です。
3個1セットなので今回2つ購入致しました。
こちらもミニ6ピンコネクタのRGBファンですが、「R3」のRGBコントローラーの空きに接続しても、回転せず光もしませんでしたので互換性は無いようです。
同梱の専用コントローラーはこのような形です。6個までRGBファンが接続できます。
また、2ポート「RGB」という4ピンコネクタがありますので恐らくRGB LEDテープ等も接続できるのでしょう。(まだ試してませんが・・・)
「R3」、「CF-007」との違いは、まずファンのブレードの色が真っ黒ではなく「スモーク」であること。
そして、「R3」、「CF-007」は光るリングが吸気側の片面だけなのに対し、「EZDIY-FAB」は吸気・排気の両側にリングが用意されています。ただリングの太さは「R3」、「CF-007」のほうが太いですが。
ちなみにこちらは制作途中の前面中央のファン固定具に挟んでいる状態です。
そして、色やモードの切り替えは「付属のリモコン」で行います。
個人的にはリモコンは好きじゃないんですが・・
あと、1つのファンのLEDリングを7色?同時に光らせる「レインボー発光」も可能なようです。
私は「水冷」とか信用しません。「水冷」のほうが確かに「空冷」よりもよく冷えるのですが、必要以上に冷やしても全く意味がありません。
むしろ「水冷」のほうが非常に危険であることは言うまでもありません。部屋に強盗が入ってきてもみあいになり、パソコンを蹴っ飛ばされてパイプから「水ブシャー」でパソコンまるごと使えなくなります。
本当の自作のテクニックの使いどころとしては、「空冷」によるエアフローをどう構築するか?を検討することにあると思います。そしてどうしても無理な場合に「水冷」を選択すべきだと思います。
つまり「最終手段」なのであって最初の手段であるべきではないのです。
また、この「冷却液」は、知らぬ間に蒸発していくので、しょっちゅうパソコンの中を開けてタンクに水を足さなければならないようです。
CPUだけでも水冷にして・・というユーザー向けに「簡易水冷ユニット」も発売されていますが、ネットの記事で「約2年間使ったら、水が殆ど無くなっていた」らしいです。リンク
恐ろしいですね~。こんな状態で使ってると逆にCPUが焼けてプシューって壊れますよ。簡易水冷だと後でクーラント液を足すこともできないだろうから、まるごと買い換えしなきゃならない。
私なんか3年に一回くらいしかPC内部の掃除をしませんからね、メンテナンスの時間やお金をかけてられませんよ。
よって、PCゲームで飯を食っているプロゲーマーならともかく、普通のPCユーザーやCPUやGPUがたまに高温になる程度ならば、まずは「空冷」で処理を考えることを考えるほうが利口な方法だろうと思います。