これまでシーズン2で終わることを前提に展開を予想してきましたが、色々考えるとシーズン3まで続く可能性が高いように思えてきました。ですから今後の予想はそれを前提に多少修正していきたいと思います。
今回のテーマはオリジナルの正体について。
第9話視聴して「おや」と気づいた点が2つ。まず一つ目はコレ
イユが何かに気付いた。
いつも千翼のほうからイユの顔の正面に周って会話をします。イユは基本的に自分のほうから千翼を見ようとしません。
なのに何故見上げたのか? 千翼の食人衝動を感じ取ったから、とも考えられますが「千翼」が駆除しちてはいけないアマゾンと教えられ認識しているし、そこにいるのは千翼だと判っているのに何故見たのか? 意思や感情のないイユの行動としては不自然に思えます。そしてどうして「ターゲット確認」と言わなかったのか?
そこにもう一体の新しいアマゾンのオーラを感じ取ったけど、「千翼と同じオーラのアマゾン」だったからターゲットとして認識せずその後無視したのではないか? とも考えられます。仁を見たときも「ターゲット確認」とは言わなかったし。
2つの目のポイントは橘局長。
鷹山仁が現れたことに多少驚いてはいましたが、生きていることに驚いた感じはしませんでした。
さらに、撤収を命じたのも千翼を仁に接触させることを避けているように思えました。
そして戻ってきた千翼に対して、急に「おまえがオリジナルだ」と畳み掛けるような言い方で、千翼の意見を強引にねじ伏せる態度に出ます。
千翼の体から溶原性細胞は検出されておらず、オリジナルではない可能性が高いのになぜ急に慌ててこんな態度に変わったのか?
秘書の加納もこの異変に何か引っ掛かるようなものを感じたような。。そう見えます。
また、「おまえが母親を食ったんだよ」などと千翼の母親のことについても口にしましたが、千翼の母親は病死して普通に埋葬されたかもしれないのに、千翼が「自分が食ったので居なくなったのでは? 」と考えているだろうことを知っているかのようでした。
結論↓
シーズン2の黒幕は橘局長でしょう
え!? 死んじゃったって?
うん。あれは死んだでしょうね(笑)
でも黒幕は橘局長です。この話はまた後日。
さて本題です。
加納秘書が言い残した 「オリジナルは1体でないかも」について、いくつか予想してみました
① 2体説
既に第9話に出た2体だけという可能性。
悠たちが遭遇した透明なほうは「クリオネ」がモチーフでしょうか?
別名、流氷の天使。体は透明ですが、捕食するときは6本の触手を伸ばします
そして、4C内部に現れた青いヤツですが、触手を伸ばすところなども共通しており同じもの? かもしれません。 そして青いミミズのような触手を壁伝いに這わせておいて・・
相手の攻撃を受けてから、相手の位置を見つけているようにも見えます。 つまりは自分から攻撃をしているわけではないのです。
姿形は「ドラゴンっぽいもの」神話に出てくる「バジリスク (コカトリス)」でしょうか?
バジリスクは足が8本あるトカゲのような姿をしていますので、6本の腕と2本の足と合致します。
また、バジリスクは言い伝えによると、人に槍で襲われるとその槍を伝って毒を送り込んで逆に殺したり、水を飲んだだけでその水場を長期間にわたって毒で汚染したり・・・・
ということですから、この溶原性細胞による感染事件や攻撃方法ともピッタリ合いますね。
ちなみに、バジリスクは「救世主によって倒される悪魔の象徴」らしいので、最後はアマゾンネオの剣みたいなヤツで切られて絶命する気がします。
さて、この2体説の場合、それぞれ天使の七羽さん と盲目の鷹山仁の特徴を有しており、それぞれの体細胞を取り込んで作ったアマゾン体という設定かもしれません。
② 4体説
第9話に出てきた2体のほかにあと2体出る。
4Cに出てきた青いヤツは「青竜」で、悠たちが遭遇した羽があるのは「朱雀」がモチーフ。なので、あと
「白虎」と「玄武」をモチーフにしたアマゾン体が登場すると予想。 つまり中国の「四神」。 これが私の予想の本命。
ちなみに、今まで4Cには「黒崎」、「赤松」、「青山」と、上記の四神のうち3つを示す色の隊が出てくるが、白がなくて「藤尾(ふじいろ)」という非常に惜しいのだ(笑)
余談になるが、たぶん4Cの裏設定として「4つのカラー(Color)で4C」ってところまでを考えていたんだろうが、たとえば「黄川」とかにすれば、C,M,Y,Kの印刷の4色になるから、アマゾンライダーのR,G,Bとの対比としても面白いワケで、、、そういう意味でもう一工夫が欲しいところだ。
ま、とにかく4Cに合わせて4色の神獣が出てくるパターンだ。
③ 7体説
もしも以下のような設定通りだったら脚本家を褒めてあげましょう。なんだけど、アマゾンズの制作は今一歩足りないから期待していない(笑)
カトリック教に出てくる「七つの大罪」にはそれぞれ対応する悪魔 (元・天使)や動物があり、それをモチーフとしたものがアマゾン体として出てくる。という設定。
4Cを襲撃した青いヤツは「サタン」、悠たちが遭遇したものは「ルシファー」。だと思う。
サタンは象徴動物である「ドラゴン、猿、狼、ユニコーン」が混ざった生き物と考えれば、狼のような顔にドラゴンのようなトゲのある体など特徴が出ているし、ドラゴンは疫病の象徴とされ、大天使ミカエルに成敗される運命にある。
ルシファーは同様に「グリフォン、ライオン、孔雀、蝙蝠」なので、基本的に「翼」のある動物です。
見えにくいけど体の前に「すだれ」みたいなヤツがあって、それがビュビュビュッと伸びて攻撃してきたからここはライオンの「たてがみ」を表してるのかも。
ということで、残り5体の天使でもあり悪魔でもあるものが出てくるというパターン。
何故に「7つの大罪」がモチーフだと思うかというと、2008年にローマ法王により新たな7つの大罪が発表され、その内容に遺伝子改造・人体実験が含まれているからだ。
つまり、この物語における「黒幕」が遺伝子改造・人体実験という「大罪」を行った結果として、神の怒りに触れ、「悪しき天使たち」が生まれてしまい、それにより罰を受けるという構図だ。
神は自分たちに似せて人間を創った。しかし、人間は科学を進歩させながら次第に驕るようになり、人間を超えた「神」を創ろうと試みたが失敗し、それは「悪魔」となって人間に襲いかかってきた。。こんな設定だったらと面白いと思うがどうかな。
本日はここまで。
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