消えた館内電話 | 思えば遠くへ来た私

思えば遠くへ来た私

Parce que j'aime vivre ici même s'il y a des problemes tous ies jours..

昨日、仕事場に行くと、同僚のCDの館内電話が消えていた。

 

うちのセクションの館内電話は、看護師の番号は30で、

 

同僚のHは31、私が32、CDが33、契約介護士が34で、BRが35と決まっている。

 

朝、CDが自分の電話を探したら、33番の電話がなかった。

 

それを聞いた私は、

 

「昨日、その電話をDMが使ってたよね」と言ってみた。

 

私が大嫌いな、別チームの介護士DMが、一昨日追加で働きに来ていたのだ。

 

その日の朝、CDに用事があったので、

 

CDが働いている入居者さんの部屋に行こうと思ったのだけど、

 

ちょうどその時、CDはDMと一緒に仕事をしていたので、

 

なら電話しよう、と思って33番に電話したら、

 

なんと、出たのはDMだった。

 

びっくりして速攻電話を切りましたとも。

 

そのことを言うと、「ああ、あれってアンタがDMに電話したんだね」と納得したCD。

 

電話が鳴ったのに、すぐに切れたところを、一緒にいたCDも目撃していたのだ。

 

「まさかDMが出るとは思ってなかったから、びっくりしてすぐ切った」

 

と説明すると、私がものすごくDMが嫌いなことを知っているCDもわかってくれた。

 

なので、土曜日に33番を使っていたのはDMだったことは知っている。

 

それが、日曜日にはなくなっていたので、

 

きっとDMが置き忘れたんだろう、と思ったのだけど、

 

そのことを同僚のBRに話したら、

 

「それはありえない。昨日帰る前に会った時に、

 

 “館内電話を置き忘れないでね”って言ったら、

 

 “もちろん忘れてなんでいない”って答えてたから」と言った。

 

それなら、33番の電話機はどこへ消えたのか。

 

心配になったCDは、自分が無くしたと思われるのも嫌だったので、

 

看護師長にメールで、33番の電話機がなくなった旨を伝えたらしい。

 

そして今日。

 

同僚のHは研修で来てなかったので、派遣介護士が代わりに来ていた。

 

私とCDと一緒に2階で働いたのは、一日契約の介護士だった。

 

もちろん、とてもスムーズに仕事は進み、

 

いつものように昼休憩に行って帰ってきたら、

 

先に帰ってきていたCDが、「ちょっと聞いてよ」と話し始めた。

 

「さっき休憩から戻ってきたら、なぜかDMがうちの階から降りて来てて、

 

 私を見るなり、“今日は研修できてるんだ”って、聞いてもないのに言ってきた」

 

と言う。

 

しかも、今日の研修をすっかり忘れてたらしく、

 

9時から始まる研修に、13時半にきたらしい。

 

全く、信じられん。

 

ま、普段の仕事もいい加減なので、結局そう言う奴なんだろう。

 

研修場所はうちのセクションから結構離れた場所なのに、

 

なんでここにいたんだろう、と不思議に思いながら事務所に帰ったCDが、

 

パソコンの前に座った時に、目の前の棚の真ん中あたりにそれを見つけた。

 

33番の電話機を。

 

朝パソコンに座った時には、全く気が付かなかったのに、

 

その時になって見つけたと言うことは。

 

もちろんDMが持ってきて、こっそり隠すように棚の奥においたのだ。

 

私も今朝、DMが嫌がる入居者さんに塗ったマニキュアを落とすために、

 

その棚のあるカバンを取り出したりしたので、

 

その時になかったことはわかっている。

 

なので、絶対にDMの仕業としか思えない。

 

と言うか、姑息に隠すように置いていくDMには、悪意しか感じない。

 

充電はすっかり切れていたので、

 

CDがすぐに充電し直して、番号を確認して33番だとわかったのだけど。

 

せめて充電器に置いておくとか。

 

するわけないか。

 

隠さないと、自分が持ってきたことがバレバレだし。

 

って言うか、DMが今日うちのセクションに来て、33番の電話機が見つかった時点で、

 

完全にバレてますけどね。

 

とにかく、やること全てがいい加減で、

 

全くこの仕事に向いてないDM。

 

私がバカンスから帰ってくる頃には、何かやらかしてクビになってればいいなあ。

 

そんな淡い期待は、持たない方がいいのかなあ。

 

なんにしても、私は明日から三週間半のバカンスだ。

 

仕事のことは忘れて、ゆっくり休もうと思う。

 

 

 

 

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