金曜日、本当なら仕事だったのだけど、休んだ。
体がものすごくだるかったのと、微熱があったので。
もう数日前からそんな状態。
気になってコロナの簡易テストを何度かしたけど、陰性だった。
ここのところ、あまり眠れていないのが原因かも。
特に木曜日は、朝一からとても疲れていて、
こんな状態で仕事ができるのか、と自分でも心配だったけど、
行ったからにはやろう、と思ってなんとかやり遂げた。
でも、いつもなら率先してやることも、
なんでこんな状態の私がやらないといけないのか、と思ってしまい、
みんなが動くまで私も動かなかった。
というか、動けなかった。
やっと夕方になり、あとは食事補助と就寝補助だけだ、と思っていた時、
同僚のCTが私に「明日、私は休みだけど契約介護士のST(アル中介護士)がくるから」
と言った。
CTは、月に二回はこんな風に休みを取る。
それは、CTが組合員だからだ。
“委任”とかいう任務があるらしいが、
時には施設の上部と入居者さんの家族との話し合いだったり、
時には自宅での何かしらの仕事だったりするらしい。
が、自宅で自発的に何かやる、と言ってもやらないことも多いらしく、
そんな事で有給が取れるなんて、こんな不公平なことがあるだろうか。
普通に月二で休めてるだけだし。
というか、その時のCTのその言葉に、疲れ切った私はすごい嫌悪感を感じてしまった。
肩で息をしながら働いている私が翌日も来るのに、
CTは委任という名目の有給でゆっくりできるのだ。
その瞬間、
「ああ、明日の朝辛かったら休もう」と思ってしまった。
そして金曜の朝、やっぱり疲れが取れずに熱っぽい体を抱えながら、
早番のはずの同僚のHに「熱があるから仕事に行けない」と電話をかけた。
私がこんな電話をかけたのはこの施設で働いた2年半で二回目だ。
1度目は、コロナで陽性が出た時。
陽性だとわかる前に、朝起きたら38度の熱があったので、
すぐにその頃同僚だった悪魔の介護士Jに電話をした。
それ以来、体調不良でこんな風に休んだことはない。
いや、仕事帰りに道路でこけて膝を怪我した時は一週間休んだ。
仕事中に腰をいわした時も一週間休んだ。
うちの子供たちがコロナで陽性になった時も、濃厚接触者だったので二週間休んだ。
こんな風に書いてみると、結構休んでたりするけど、
どれも仕方のない事だ。
フランスでは、その日の体調不良で休む輩は多い。
金曜日に二回目のそんな休みを取った私だが、
取ってよかったと思っている。
本当に辛かったので。
郷に入っては郷に従うのが一番だ。
私ばっかり、なんて思いながら仕事をするのはもうたくさん。
私が行かなかったせいで仕事が増えた同僚には悪いと思うが、
少しだけど給料も増えるし、仕方ないと思ってもらうしかない。
しかし、やっぱり歳なのかな。
あまりこんを詰めないようにしなければ。
無理をしてまで働くのは、やっぱり体に悪いよね。