動く | 思えば遠くへ来た私

思えば遠くへ来た私

Parce que j'aime vivre ici même s'il y a des problemes tous ies jours..

昨日から遅番勤務になり、

 

契約介護士のLと一階での仕事に精を出した今日のこと。

 

レクリエーション係のCTがバカンス中のため、

 

CTの代わりに来ていたLが午後のレクリエーションをやっていた時、

 

とても若い女の子の介護士がやってきて、

 

同僚のHに何やら話し出した。

 

その表情が真剣だったので、何事かと思い私も近づくと、

 

その彼女が、セクションJー1に働きに来た派遣介護士だと分かった。

 

そして、

 

「私の午後の仕事がこのリストに書かれてあるんだけど、

 

 本当にこの量を私がやらないといけないのか」

 

と言いながら、手書きの名前が15個くらい書いてある紙切れを見せてきた。

 

・・・またか。

 

今日は、セクションJー1では介護士が一人足りないはずで、

 

しかも、あの悪魔の介護士Jが休みのため、

 

私が大嫌いな悪の介護士Bがただ一人の正規介護士で、

 

後の二人は派遣介護士だったのだけど。

 

例の如く、外からやってくる介護士に、大変な仕事を全て押し付けたB。

 

納得がいかず、他のセクションの介護士に聞きに来たと言うその彼女は、

 

多分20代半ばか。

 

Bのことを、

 

「もう殴ってやりたいくらい腹が立つ」

 

と怒っていた。

 

もちろん、そんなに仕事を押し付けられる筋合いはないし、

 

「すぐに看護師長Sのところに行って事情を話せ」

 

と私とHとで助言をし、

 

看護師長Sの館内電話の番号を教えた。

 

その後、どうなったのかなあ、とちょっとは気にしていたが、

 

午後の仕事もあったし、今日も目一杯働いて疲れたので、

 

そんな事があったことをすっかり忘れていた頃、

 

同僚Hが「そう言えばね」と話しかけてきた。

 

さっき来た若い介護士のことなんだけど、と言うHに、

 

「あの後どうなったの?」と聞くと、

 

なんとあの騒動は、ついに施設長の所まで行ったらしい。

 

なんでも、看護師長Sに話に行っても例の如く埒が開かず、

 

「こんなことをやるくらいならもう帰る!!」と怒った彼女、

 

施設長の部屋まで直談判に行ったのだった。

 

その話を聞いた施設長、Bともう一人の派遣介護士を呼び、

 

3人から話を聞いたらしい。

 

ついに、ついにこの日が来た。

 

これで、何かが動いてくれると良いのだけど、

 

大体、いつもやってくる契約介護士が、セクションJー1の仕事だけは受けないのだから、

 

何かがおかしいと気がついてもよさそうなものなのに、

 

これまで放っておいたから、図に乗ったBやJが好き放題やったせいで、

 

もっと悪化してしまっていたのだ。

 

派遣介護士でさえ、セクションJー1での仕事は断る、というのだから、

 

もう呆れるしかない。

 

もちろん一番悪いのは、悪事を働いたJとBだけど、

 

それを野放しにしていた看護師長Sも同罪だ。

 

どうか、この3人が心を入れ替えるような罰を喰らいますように。

 

去年の終わりにやってきたばかりの新しい施設長は、

 

43歳と若く、潑剌としていて、とても頼り甲斐がありそうなので、

 

うちの施設の膿であるJとBには厳しい処分を下してほしい。

 

ちょっと前にあった施設内の会議で、

 

「何かあったら上下関係なくフランクに話しましょう」

 

と言っていたけど、

 

どうもこちらから色々言いに行くのも気が引けていたのだけど、

 

「何かあったら話に来いって言ってたよね」

 

と、同僚のHとDとで話し合い、

 

もし今日のことで発展があったら、迷わず施設長に暴露しよう、

 

と言うことで私たちチームの介護士の意見はまとまった。

 

もし本当に話せる機会があったら、全部ぶちまけてやりたい。

 

これまで私が見てきたことを話したら、

 

もしかしたら卒倒するかもしれないけど。

 

とにかく、やっと今日動きがあったのは嬉しい。

 

 

 

 

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