命
医療従事者として今も勤務を続けているんですが
命の終息はいつまでも寂しく胸が詰まる想いです。
私は基本的に高齢者の患者様を対象とするケアに従事することが多いんですが、時として看取りをすることもあります。
死後の処置といわれるエンゼルケアを行うんですが、個人的に心がけていることは
穏やかに
和やかに
出来るだけ生前の個性を尊重する
もし今後も看取ることがあれば、この心がけは心を込めてしっかり行っていこうと改めて決心しました。
看取るのも御縁だと思っています。
今回、命について考えることとなったきっかけがあります。
若くして亡くなられたSさん
彼女は、私が昨年12月にインドに滞在したときにお世話になった方で、年齢も近く時々おしゃべりをして、海外滞在の緊張をほぐしてくれる優しい存在でした。
また機会を見計らってケララに行こうと思っていますが、ケララに足を運ぶたびに私は彼女を思い出し懐かしむでしょう。
印象的だったのは
コーチン国際空港に到着したとき。迎えに来てくれたのが彼女でした。
日本人は自分だけという心細い到着のなか、日本人の彼女を見つけた時の安心感はありがたかった。
深夜にも関わらず、毅然と、丁寧に説明と案内をしてくれて、おすすめのクッキーとお水をくれました。
この人がいて良かった・・・と肩の荷がおりたのを思い出します。
次に、フォートコーチンの観光に付き合ってもらったとき。フォートコーチンに行ってみたいという私の希望を相談したところ、一人じゃ心もとないと代表のMamiさんの心遣いにより、彼女が一緒に来てくれました。
移動の時は仕事や恋やインドのことなど色んな話をしました。
一緒にランチをして、私の食べっぷりに驚き笑っていたのを思い出します。
港を散策して買い物をして、同世代ならではといった感じの楽しい観光になった良き思い出です。
あとは、マラリビーチの砂浜でジャンプした写真を撮り合って一緒に大笑いしたのが心に残っています。
コーチンを後にするとき、次は東京でまた一緒にランチ行こうねって話していたあの時、病気を感じさせることなど一切なく可愛い笑顔だけが印象に残っています。
先日、その彼女が亡くなったと聞いたとき
ショックと寂しさで言葉にできる状況ではありませんでした。
命と隣り合わせの職業に就いてはいますが、やはり死は悲しいし寂しいし・・
また会いたかったな・・・
11月1日
告別式に参列させて頂きました。
御家族の心情を察するといたたまれなく胸が苦しくなります。
それでも、愛情と優しさに包まれていて笑顔の写真がたくさん飾られていて、御家族の別れに対する心がしっかり彼女に向いている暖かさすら感じました。
命の大切さ
物騒なことが起こったり、病気の若年化がすすんだり、無理な苦しい延命がすすめられたり、心無い事件が起こったりするこのご時世ですが
命の大切さ、というものをもっと素直にシンプルに考えられればいいのかな・・
って思ったり。。。
老若男女は関係なく、すべてに愛が溢れる世界を心に夢見ながら、谷塚の空を眺めて彼女をお見送りしました。
om...
santih
santih
santih...
love & peace for all
