※過去記事再掲載中
例えば「理想の人生」を
素敵な花冠を作ることに例えてみましょう
“素敵な花冠を作る！”
と決めたとします。
まずは【素敵な花冠】を具体的にする必要があります
色は？
全体の大きさは？
お花の種類は？
ひとつ一つの花の大きさは？
リボンはどうする？
何かキラキラしたものはつける？
と、ひとつひとつ丁寧に
自分の理想を明確にする必要があります
イメージできなければ雑誌やネットから探してみても良いでしょう
“この雑誌に載っているような素敵な花冠を作る！”
そんな風に理想を明確にしていきます
理想が明確になったら
材料の調達から始まります。
中には手に入れるのが難しいものもあります。
あちこち手を尽くし、
何件も足を運んだり、問い合わせをしたり
ネットを駆使したりして
何とか材料を用意します
足りない時のことを考え、
多めに調達することも視野に入れておきましょう
一つ一つ丁寧にワイヤリングします。
予想以上にたくさんの数を作るので
指が痛くなります
細かい作業が多くて飽きてきたりします
いつ終わるのか先が見えないし
そのうち、色んな筋肉が悲鳴を上げ始めたりします
地味な下準備がやたらと時間かかります
下準備ができたらひとつひとつを繋ぎ合わせていきます。
お花のバランスや隣り合うお花の色み、
ボリュームの配分などに気を配りながらなので
色んなところに注意を配る必要があり
かなり神経使います。
全体のバランスを見て
気になるところは作り直したり
何かを変えたり足したりすることもあるかもしれません。
リボンをつけ
最後の仕上げをして完成～♪
ざっとこんな感じです。
お料理を作るのも同じだし
人生をつくるのも同じ
願いをかなえるのも
目的を達成するにも
ほしい現実を手に入れるには
まずは手に入れたいものを明確にした方がいいです
そうすれば一歩踏み出しやすくなります
今、何をしたらいいのか
今の自分にできることは何か？
そんなことが見えてきます
そして進んで行くにつれて
できれば避けたいことや
誰かやってくれないかな～なことなどが伴ったりします。
手っ取り早く、とか
簡単に、とか
通用しないこともある一方で
苦手なことを誰かに手伝ってもらってもいいし
こんな思いをするくらいならやーめた！でももちろんO.K.
準備や段取り、
一人ひとりそこへたどり着くまでの
“経験”という過程が必要なのです
時には遠回りをしているように感じることもあるでしょう
時には本当にこれで良いのか迷うこともあるでしょう
時にはこんなことに意味があるの？と感じることもあるでしょう
自分で創りたいなら
やってみればいい
というよりも
まずはやってみるしかないのかも
どんなに素敵なことを言ってくれる人がいても
その人はあなたの人生の責任は負わないでしょう
あなたの人生を背負えるのはあなただけなのです
で、そういう色々を受け入れ
願望達成のために動くことで
理想どおりのイヤ、理想以上の
“素敵な花冠”や
“おいしくてこだわりのカレー”が出来上がるのです
いや、もしかしたら不格好な花冠になることもあれば
こだわりが強すぎて美味しくないカレーになることもあるかもしれません
でも、それはやってみたからわかったこと
思っていたのと違ったら方向を変えることもできるし、
思っていたものになるように試行錯誤を繰り返すこともできる
どちらを選択するかも自分で決めていいのです
生きるって、たぶんそういうことのくり返し。
苦しいときって
それを過ぎたとき
ちゃんと成長できている自分に出会えるはずです。
こんなに頑張っているのに
こんなに努力しているのに
全然うまくいかない、
全く良くならない、
そう感じている方もいるでしょう
本当につらいなら
誰かの手を借りることも良いでしょう
元気が出るまで休む時間も必要です
そうじゃなくて、
ただ自分の不幸を嘆くだけだったり
誰かへの不満しか見えなくなっていたり
自分が得することを考えていたり
人の不幸を望んでいたり
それで動けなくなっているのだとしたら
それこそ
時間がもったいないかなと思います
うまく乗り切るコツのひとつは
すぐに自分の理想どおりの結果を得られると
期待しすぎないこと。
今できることをひとつひとつ
丁寧に向き合っていくことしかないんじゃないかな～と思います
