日本語では『共栄作物』と言って
読んで字のごとく、共に栄える作物ということになります。
つまりコンパニオンプランツとは
生育を助け合ったり、害虫を遠ざけたりして
お互いの生育がよくなる作物のことをいいます。
簡単に説明するために、一つ例をあげてみましょう!!
コンパニオンプランツの例
★ナスのコンパニオンプランツ ~パセリとオクラ~★
ナスには虫がいっぱい来ますね!
そんなナスが大好きな虫たちを減らしてくれるのが
パセリとオクラです。
ナスが好きな虫はパセリの匂いが嫌いです。
また、パセリが大好きなアゲハチョウは
ナスの匂いが嫌いです。
なので、ナスの下草としてパセリを植えておくと
お互いが虫に食べられにくくなるのです♪
これはとっても分かりやすい例ですね!!
オクラの場合、少し違った仕組みのコンパニオンプランツで
どちらかといえば、ナスが助けてもらう仕組みです。
ナスに大被害を引き起こす虫は
スリップス(アザミウマ)が有名です。
しかし、自然界の多くの虫には天敵がいます。
ナスにつくスリップスの天敵はヒメハナカメムシです。
ヒメハナカメムシは、スリップスを捕食します。
このスリップスを食べてくれるヒメハナカメムシ。
他にも一部のアブラムシ(ワタアブラムシ)を食べます。
そのワタアブラムシはオクラは大好きですが
ナスは嫌いです。
オクラに発生するワタアブラムシを食べに
ヒメハナカメムシがオクラにやってきますが
ついでに、ナスにつくスリップスも食べてくれます。
(これは天敵防除と呼ばれる方法です)
こうしてスリップスの発生を防いでくれるのです。
なんとなくコンパニオンプランツのイメージが
沸いてきたでしょうか?
今回はナスを例に説明をしましたが
ナス以外のどんな植物にも
コンパニオンプランツは存在して
助け合って成長をしています。
自然の力はすごいですね!!
= 追加情報 =
ナスとオクラのコンパニオンプランツの効果については
徳島県の農業試験場が調べていて
よいナスができる確率を調べ発表しています。
その結果、秀品率は
何もしないでナスだけ植えた場合・・・59・4%
農薬などで防除する通常の栽培・・・・74・2%
オクラを周囲に植えた場合・・・・・・92・0%。
農薬をかけるよりも秀品がよくできるという結果です!
農薬は必要だ!というこれまでの常識を覆す
すごい結果ですね♪
