圓覚寺で参拝した後、津軽三十三観音霊場第9番礼所「見入山観音堂」で参拝して来ました。
由 来
通称お山の観音様は、集落の手前の山の上にある。当寺の創建年代はあきらかでないが、集落の松沢家の記録によれば、康永3年(1344)大檀那藤原氏家がお堂を再建、大和多郡神願寺住僧行円二世木食万良が山麓に草庵を結んだ。その後、無住となったので本寺の円覚寺が寺務を兼ねた。
明和8年(1771)7代津軽藩主信寧が深く帰依して観音堂を再建し、善寿院と号したが、明治になって寺号が廃されたとある。大正11年落雷によって炎上し、同15年に現在のお堂再建した。猛火の中で如意輪観音像だけが燃えずに残ったという。
明和8年(1771)7代津軽藩主信寧が深く帰依して観音堂を再建し、善寿院と号したが、明治になって寺号が廃されたとある。大正11年落雷によって炎上し、同15年に現在のお堂再建した。猛火の中で如意輪観音像だけが燃えずに残ったという。
(深浦町HPから)
円覚寺の僧侶によると、「冬の見入山は雪で登れないかも…。」と言う事でしたが
遥々来て参拝しないで帰ると後悔すると思い取りあえず向かいました。
国道101号線から車で5分位奥に進んだ所に「見入山観音堂」の駐車場があり、そこには沢山の石像が並んでいました。
手水舎
案内図
この図を見て分かるように、難所で有る事は間違いないようです。
一の鳥居
梵字の扁額は珍しいですね。
山を見渡すと所々に山肌が見えたので入山する事にしました。
鳥居の前に置かれた杖が難所を意味しますので、ここは見栄を張らず2本調達。
当日の物では有りませんでしたが、参拝者と思われる足跡が有りました。
鳥居をくぐり2,3分したところから本格的な登山が始まります。
結構な斜度と緩んだ積雪が行く手を阻み心が折れそうな時、所々に現れる観音像が励ましてくれますよ。
💦・💦・💦
10分程進んだ所に足跡は無買ったですが、参道と思われる手摺りが有ったので行ってみる事に。
そこは洞窟になっていて不動明王が祀られていました。
そして鳥居から登る事15分で、ようやく「見入山観音堂」に到着。
清水寺と同じ懸造りは見事で、登って来た疲れなんて一気に吹っ飛びましたよ
本 堂
扁 額
ちょっとお邪魔して参拝。
20分程休憩した後帰りました。
ご朱印
「見入山観音堂」の御朱印は圓覚寺で頂けます。
見入山観音堂
鎮座地 青森県西津軽郡深浦町大字追良瀬字初瀬山草分28
宗 派 古義真言宗
山 号 見入山大悲閣
山 号 見入山大悲閣
本 尊 如意輪観世音菩薩
本 寺 円覚寺
TEL 0173-74-2029(圓覚寺)