この日は朝から、北部のゴンダール、ラリベラを目指すため、中継地であるバハルダールへのバスチケットを買いに行った。
その後、歩いているとモノレールのようなものがあったので、乗ってみることにした。
値段は10シリングと安かった。
しかし、乗り場に着くと乗り人はおらず、20分待ってようやく列車が到着した。
がらがらだろうなと思ったが、予想はハズレ、3両の列車は満員だった。
使ってみた感想は路線は市の中心部から外れており、旅行者には使いにくいということだ。
結局ホテルまで、タクシーを使うことになり、かえって時間がかかってしまった。
さて、話は食べ物のことである。
これまでタンザニア、ウガンダ、ルワンダ、ケニアと旅行して、1番食べるものに困ったのがエチオピアである。
メニューがインジェラ(主食)➕肉等のアレンジ、硬い焼肉、ハンバーガー、スパゲッティ(辛い)、ピザなどしかない。
インジェラは酸味があり、日本人には食べづらい。
せめて米があれば良いが、ホテル等限定された場所にしかない。
ハンバーガー店が多いのはもともと牛肉を食べる文化があり、挽肉にすると硬い肉が柔らかく食べれることに気がついたためだとかってに思っている。
ピザ、パスタは植民地時代の影響だろう。
[生地は薄い]
[独自の辛いソースで味付]
日本食の調味料が手に入る一抹の望みを抱いて、近くで1番大きなスーパーに行ってみた。
あるはずがない。
それにしても、商品のバリエーションがなぜこれほどまでに少ないのだろう。
少なくとも食料品においては多様性は見れない。
ジュースはコーラ、スプライト、ファンタ、ジンジャーエールなど種類は少なく、ヨーグルトに至っては1種類しか見なかった。
その原因は何か(宗教、企業システム、政治、国民性)、そして今後変化していくのか?考えてみたいテーマである。
この日は、体調がやや悪かったので、ホテルのルームサービスでチキンクリームスープを食べ、就寝した。
[エチオピアではホテルでの食事が最良かもしれない]