今回ご紹介させていただきますのは、コチラです⬇️



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法月綸太郎さんの、「密閉教室」です。


高校の始業前に発見された生徒の遺体。発見された場所は7Rの教室で、密室状態だった上に生徒の机と椅子が全て消失していた。森警部は、机消失の謎を解いた主人公で生徒の工藤に、真相究明の助力をもちかけるが………


こんな出だしです。


舞台が高校なので、高校生の登場人物が沢山出てきますが、なんかみんなすごく大人😅

昨今の、一般的な高校生のイメージとはかなり違ってますね。この作品も、30年以上前のものなので、この頃の高校生って、こうだったのかしら。


しかも、学園モノのミステリーと油断してたら、事件の背景はすごく大きくてびっくりしたし、また終盤になって畳み掛けるように二転三転して、あら、あらら、あちゃー、という感じ💦


密室状態が作られた理由も机が無くなっていた理由も、聞けば素朴な理由でしたが聞かなければ全く浮かばないという絶妙なところで、著者が20代前半の頃の作品と知って、凄みを感じました😳


本格ミステリーと言っていいと思います。


いかがでしょうか、機会がありましたらぜひ✨✨✨