今回ご紹介させていただきますのは、コチラです⬇️
大崎梢さんの、「本バスめぐりん。」です。
五つの章からの短編集です。
種川市内に数箇所あるどの図書館からも遠い人のために運行している移動図書館、その名も「本バスめぐりん」。会社を勤めあげ、暇を持て余していた照岡(テルさん)は、このめぐりんの運転手として働くことに。相棒は、図書館司書の梅園菜緒子(ウメちゃん)。市内各所を定期的に巡回するこのめぐりんの周りで、今日もまたささやかな謎が………
背表紙に、「ハートフル・ミステリ」と紹介されてますが、ホントにその通りでしたね🤗心地よく、優しい気持ちになれる作品です。
特別な推理力を持った誰かが、謎を颯爽と解いてみせる的なお話ではなく、テルさん、ウメちゃん、それから各所のめぐりんの常連たちが一緒になって話し合い、あるいは協力して謎にぶつかっていったり、問題を解決していく、そんな物語🥹
種川市という地名は架空のものですが、相模湾とか横浜等実在の地名が登場するので、多分神奈川県内のイメージですかね。主人公もさることながら、脇役(常連客たち)もいい人ばっかりです。僕も含めて、本好きに悪いやつはいないと思ってるので、今回さらにその思いを強くしました🤣
客の失くし物を懸命に探したり、心が開けない少女のことを近所の大人たちが気にかけたり、移動図書館の利用を、地域から孤立している保育園に働きかけたり。本当にそんなレベルの謎や問題なんですが、当人たちは一生懸命に知恵を絞り、行動していきます。なんか、ひとつひとつのお話にちょっと感動するんですよね。
あと、解説を、図書館ミステリー「れんげ野原のまんなかで」を書いた森谷明子さんが書かれているのも、あ〜、いいな〜って思いました☺️
いかがでしょうか、機会がありましたらぜひ✨✨✨
