今回ご紹介させていただきますのは、コチラです⇩





黒川博行さんの、「ドアの向こうに」です。


長編作品です。


橋の拡幅工事現場で、男性の頭部と脚部だけが見つかる。頭部は腐乱、脚部はミイラ化した状態で、主人公の総長(総田)とブン(文田)の大阪府県警捜査一課コンビは早速捜査に当たるが、後日別の場所で発生した若い男女の心中事件が、現場で見つかった切り抜き記事や雑誌から、この最初の事件との繋がりが疑われ………


こんな出だしです。


面白かったですねえ🤣


以前、黒川博行さんの別の作品を紹介させていただきました。その作品も相当でしたが、今作もそれに匹敵するくらい面白かったです。


主人公たちの大阪弁での掛け合いがまず秀逸👍


そして、五十嵐という若い刑事が主人公の2人と行動を共にするんですが、京都出身の彼が何かと京都を自慢し大阪を下げる発言をするので、2人が五十嵐を煙たがりながらも可愛がっている様が笑えます😂


読み始めは、まあよく見かける警察小説だと思ってましたが、少しテイストが違いました。少しずつ積み上がっていく証拠を元にストーリーを練り上げながら真犯人に迫っていく、あくまでチームプレーで事件を解決していくのが警察小説の基本形だと思うんですが、この作品は、それに加えかなり凝ったトリックが登場します。その点だけをさせば、本格ミステリですね。


前半は、「誰が」で惹き付けられ、後半は「どうやって」でさらに惹き付けられるという、贅沢な構成の作品です。


文田と彼のお母さんが花札で勝負するシーンも良かったなー。頭いいんですよ、このお母様🤗


まだ今作で黒川博行さんの作品、読ませていただいたのは2作目ですが、これからさらに読ませていただきます。決めました。


いかがでしょうか、機会がありましたらぜひ✨️✨️✨️