今回ご紹介させていただきますのは、コチラです⬇️
高田崇史さんの、「QED ベイカー街の問題」です。
漢方薬局に勤める薬剤師、桑原崇のシリーズ第3作。
この桑原、相変わらずなんでもよく知ってますね。シリーズの1、2作目ではそれぞれ百人一首、六歌仙をメインに扱って、それにまつわる事件を解決してきましたが、今回は、なんとシャーロック・ホームズですよ😳
横浜で作られた会員4人のシャーロキアンのクラブ、「ベイカー・ストリート・スモーカーズ」。そのパーティに誘われた桑原と、大学の後輩奈々。しかしその会場で、会員の1人が殺される事件が。そして後日、会の主催者がまた殺害され………
こういう展開なんですが、シャーロック・ホームズは若かりし頃、よく読んでいたのである程度の蘊蓄には余裕でついていけるだろうと軽く考えてましたが、
甘かった😭
深いんですね〜、ホームズ。
シャーロキアンの人達って、そんな細かい所まで考えてあーだこーだって議論したりして楽しんでるんですねえ。
桑原が、事件の謎と共に、長年シャーロキアンを悩ませていた謎にもひとつの回答を明示して、それで物語は終わるわけですが、やっぱり読み応えがあります、このシリーズ。
それでいて、本格ミステリーですからね、ホントに素晴らしい👏👏
いかがでしょうか、機会がありましたらぜひ✨✨✨