今回ご紹介させていただきますのは、コチラです⬇️




三木笙子さんの、「世界記憶コンクール」です。


里見高広、有村礼コンビの短編集シリーズ二作目です。


時代背景は主に明治中期、超イケメンの天才絵師である礼は、雑誌記者である高広が訳すホームズの物語が大好きで、高広が拾ってくる謎の種に興味を持ち、高広に解明するよう強要します。そう、探偵役は、雑誌記者の高広の方なんですね。


五つのお話が収録されてまして、どれも最初は些細な日常の謎に見えるんですが、結局はなかなか悪質な犯罪に絡んでいて、それを小さな違和感から解決していく様は痛快ですね😊


各編で、犯罪に絡んだ悪い奴が出てきますが、それ以外の登場人物たちが、とても素朴でいい人ばかり。主人公の高広と礼も本当に優しくて思いやりがあり、全てのお話が癒される感じで終わるのが、とても心地いいです🤗


個人的に一番好きなキャラは、高広の上司の田所さん。とにかくなんでも知ってる人😅😅


いかがでしょうか、機会がありましたらぜひ✨✨✨