今回ご紹介させていただきますのは、コチラの作品です⬇️





深木章子さんの、「螺旋の底」です。


舞台は、1960年代のフランス。事故で最愛の妻を亡くし自分だけ生き残ってしまったポールは、しばらく精神病院に入院していたが、やがて彼を担当した若いセラピストと再婚し、実家であるラボリという村に妻とともに戻る。ポールはこの村の実力者で、彼の住む築300年の屋敷には、特徴的な螺旋階段があった。一方新しい妻にも、彼女なりの計略があっての結婚だったのだが、その頃から、村の少年たちが一人づつ姿を消す事件が起こり始め………


このような出だしです。


この作品でも、


完全にやられました😭


読み終わってからならとてもよく分かるんですが、すごく細かいところまで注意を払って書かれていますね。伏線も巧妙にはられていて、読後に気がつくものもありますが、青柳碧人さんによる解説には読後にも気づかないような伏線にも触れられていて。


気付くか、そんなもん。


各章のタイトルが日付けになっており、一章置きに夫と妻の視点から物語が綴られていきますが、本編の最後に、


え???


となり、


その後のエピローグを読み始めて、


🫨🫨🫨えーーーー!!!


となります。


これはもう、そうなります。


それくらいの衝撃でしたねえ。


しっかりと騙されたい方には超オススメです。


いかがでしょうか、機会がありましたらぜひ✨✨✨