今回ご紹介させていただきますのは、コチラです⬇️




鯨統一郎さんの、「新・日本の七不思議」です。


日本史や世界史の中で、未だに謎とされている諸々の事柄を、主にライターの宮田と研究者の静香があーでもないこーでもないと考察していくシリーズですね。


今作も短編集ですが、取り上げられている内容はやはりすごいですよ。


原日本人、邪馬台国、万葉集、空海、本能寺の変、写楽、真珠湾攻撃😅


何となく、邪馬台国や本能寺の変、写楽などは、確かに謎の多いイメージはありますが、真珠湾攻撃や空海なんてそんなに謎の部分があるのかな〜と思ってました。


でも、あるんですねえ💦


それぞれの謎に、作中人物のやり取りの形で鯨さんの捉え方が述べられていきます。各章30ページ前後の長さなので、もちろんそれほど突っ込んだ形にはなりませんが、その短い中でも、コレは、あるいは……と思わされるないように仕上がっているあたり、凄みを感じます😳


一方で、絶対こうだ、というような硬い感じではなく、例えばさあ、こんな捉え方をしてみたらさあ、ちょっと面白くない?的な軽い雰囲気の作品になってるので、あくまでも小説として気楽に楽しめるところが素敵なところですね。


普通に面白い☺️


いかがでしょうか、機会がありましたらぜひ✨✨✨