星組東京建物Brillia Hall『夜明けの光芒』を観劇しました。
ほとんど予習をしないで行ったので、ピップという青年が遺産を相続するということしか知りませんでした。
鍛冶屋で働く青年ピップ(暁さん)が謎の人物から遺産を相続し、金遣いが荒くなり、人が変わったようになり、身を持ち崩していく・・・よくある話だと思いました。
しかし、よくある話はそのまま破滅しますが、本作では思い止まったことが異なりました。
どんどん堕ちていって不安になっていた時にピップが大事なことに気づいたのでホッとしました。
少々都合がいいように感じましたが、最後は色々とハッピーエンドでよかったです。
最も印象的だったのはミス・ハヴィシャムです。
本当に陽の光の下に出たことがないように白くて、浮世離れした雰囲気。
娘のエステラも何を考えているのかわかりませんでした。
でも、本当はピップのことが好きなのでは?とか色々想像しました。
暁さんはそのままの印象の好青年。
天飛さんは安定の上手さ。
稀惺さんが歌がお上手なのを初めて知りました。
最後、暁さん一人のダンスがありました。
そうです、これが見たかったんです。