LaLaTVで「伝家」を観ました。

初放送のときは現代もので骨肉の争いは観たくないと思って観なかったのですが、今はとりあえず何でも観るようにしているので観てみたら・・・面白くて止まりませんでした。

 

始めの方こそ鐘玉(次女)と鐘秀(三女)の仲が悪かったのですが、物語が進む内に三姉妹が団結して家業の百貨店を守っていくようになりました。

鐘霊(長女)と鐘玉は最初から信頼し合っており、それが揺らぐことはありませんでした。

鐘玉と鐘秀は二人とも我儘でしたが、根は善良でした。

鐘玉は商才がありましたが、機転が利くのは鐘霊だと思います。

最終回で敵を一掃したのがすごかったです。

 

私は「瓔珞」が好きなので、「瓔珞」のヒロイン(鐘玉)、皇帝(席維安)、皇后(鐘霊)が出演していたのが嬉しかったです。しかも、皇帝と皇后は今回も夫婦役。

三人とも「瓔珞」のときと性格が似ていました。

鐘秀が「尚食」の皇太孫妃でそのときは嫌な女でしたが、今回は好感が持てました。

 

日本軍が中国を侵略している時代の話なので、日本人がとても憎たらしかったです。

三姉妹が父親の遺体を運んでいるのを見てゲラゲラ笑う日本人が信じられません。

 

鐘玉を陥れようとした蘇茵が報いを受けたのでスッキリしました。

沈彬が最後に鐘玉達の味方をしましたが、私はそれまでの彼の悪行を許すことはできません。雑魚的な死に方をしてスッキリしたのに、実は生きていてがっかりしました。