今回は、北杜市高根町清里にある、素敵なペンションです。
欧風の洒落た外観と女性オーナーがお一人でやられている
ちょっとかわいい家庭的なペンションです。
入り口が少々わかりにくいです。
「この先行き止まり」の看板を右に曲がって2軒目が「セントポーリア」です。
ここには特に看板がないので要注意です。
2階の廊下にはチェアとベンチがあって、なんだかホッコリさせてくれます。
壁にはかわいい絵が飾られています。
部屋は広くはないですが、ツインベッドと写真には写っていませんがソファベッドがあります。
隣の部屋の物音や出入りする音それなりに聞こえてしまいます。
朝はたっぷり日差しが注ぎ込みます。
こちらがお部屋の鍵。
バスタオル代わりのタオルが1枚と歯ブラシがあるのはありがたいです。
寝具とアメニティー、ドライヤーはありません。
冬期は石油ファンヒーターが設置されています。
暖房費は取られません。
テレビとベッドライトがあります。
コーヒーカップはストームで温めてくれる気遣いもうれしい。
食堂にも朝日が燦々と差し込みます。
シンプルな朝食。
こちらも素朴な家庭料理といったところ。
安心するようなホッとするような。
オムレツにハム。
やさしいお味。
八ヶ岳高原牛乳とヨーグルト(バナナ入り)。
パンは2種類出てきます。
軽くトーストされていていい感じ。
レタスとキュウリにトマトの野菜サラダ。
バターとルバーブのジャム。
ルバーブのジャムが本当に美味しい。
食後はコーヒー、紅茶などが選べます。
夕食はちょっとしたミニコース的なメニューになります。
サーモンのムニエル。
さわやかな食感。
これまた書いて料理のお味。
マカロニサラダが、なんだか懐かしい。
ミネストローネスープが冷えた体を温めてくれます。
メインは、牛肉のベーコン巻きに、シメジとほうれん草のバターソテーにポテトがつきます。
ご飯がとても美味しい。
これは水がいいからかも。
セントポーリアの水はすべて地下水を使っているそうな。
たしかに、水が美味しい!
アイスクリームとフルーツのシャーベット。
食後のレモンティー。
レモンの皮が削られていることがうれしい。
もちろんアルコールもあります。
ちょっとした小物があります。
お土産にいいかも。
洗面所とトイレは共同です。
今年で開業38年だそうな。
さすがに設備や備品には古さを感じますが、それもまたよしかなと。
お風呂へ続く廊下。
お風呂は2つあります。
家庭用のお風呂を大きくした感じ。
このミネラル浴泉はとても気持ちいいです。
「シャンプーバイキング」で各種シャンプーとリンスを選べます。
オーナーとこのあたりのこと、冬の八ヶ岳の生活のことなどたくさんお話をさせていただきました。
夜は夜で素敵な顔を見せてくれます。
田舎のこじゃれたおばあちゃんのところへ泊まりにきたといったところ。
無駄な話はしなくてもいい、話したければ話せばいい。
料理も部屋もすべてが家庭の味。
気取らないで、気楽に泊まるにはいいペンションです。